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黄
珍しすぎる黄メインですっ.ᐟ
毎日食べている病院食は、とてもまずい。
飽きたからとかじゃなくて、でも味がまずいわけではない。
ただただまずい。
入院していることの再認識ができる料理はこれだけだ。
そんなここでの生活でも、いいことはある。
優しい先生、優しい看護師…
それだけが、僕の救いだった。
黄『紫さん、これって…?』
紫『ああ、これはねぇ…』
一緒に勉強したり、
黄『橙先生っ、僕明日の検査怖いです…』
橙『大丈夫やで、紫くんにしてもらうんやろ?』
『なら大丈夫や。』
黄『でもっ、 』
橙『俺もおるからな、終わったら一緒に楽しい話しよなっ』
黄『…!うんっ』
慰めてもらったり。
こんなにキラキラしてる医師と看護師に憧れていた。
だから、僕は看護師になった。
赤が美味しそうに食べる姿をみて、僕とは違うなあなんて思って、
検査が嫌だと辛そうにしている姿をみて、辛い昔を思い出す。
医師や看護師と喧嘩してしまうのもわかる。
違うところも同じところも、見ていて辛くなる。
あのときの医師と看護師は、今の僕みたいに辛そうにはしていなかった。
なんで、なんでなんで…
でも、笑顔を見ると幸せだから。
これからも赤を支えますっ。
えんど