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prolog






あんたなんか要らないっ

この忌み子が

律「……」





律「?」


?「~~~~~~~~~~!」

?「~~~~~~?」



律「……」

なんか話し声が聞こえる

近付いてみようかな


とことこ



?「今年は誰を生贄にする?」

?「あいつに決まっているだろ」

?「嗚呼彼奴か」

?「律とかいたっけな」

?「あぁそいつだよそいつ」


私の話してる。

生贄ってなんだろう

でも直感的に皆の反応的に


”死ぬ”って分かる

別に嫌では無い。

むしろ、望んで来たものかも知れない

後はゆっくり待つだけなのかな

何故か嬉しい







数日後




母「ここから出なさい」

「出掛けるわよ」

律「はい」

「分かりました」







母「行くわよ」

律「はい」







母「ここよ」

律「……」


神社……………………

私を気味悪がって来る理由


____________________


私は昔から見えては行けないものが見えた

それを皆、”あやかし”と呼ぶ

別に危害を加えてくる訳では無い

ただただ不気味な存在

時々とても綺麗なあやかしを見る

人型だったり、妖精だったりする

又、みたいな………

____________________



律「ここはどこですか?」

母「ここは稲荷崎神社だよ」

律「そうなんですね」


ガシッ

ドンッ


律「ッ !」

母「バイバイせいぜい頑張りなね」

律「………………」







捨てられた

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