「ふんふふーん♪」
楽しげな声が暗い森に響き渡る
男、太宰治はある場所へ向かっていた
太宰「えーと、ここだったよねー」
着いた場所は古い洋館だ
何処となく不気味な雰囲気を出している
太宰は以前、来たことがあるのか真っ直ぐ入口に向かって歩いていった
バンッ
まるでホラー映画の様に骸骨が太宰の目の前に落ちてきた
しかもうごいている
???「だれ……」
突然美しくも恐ろしい声が響き渡った
太宰「やあ、私だよ」
太宰はニコニコ話しかけ…いや、いつもと違う、とても厳しい、恐ろしささえ感じる目だ
???「…此方に」
屋敷の奥を指差し、太宰は其れに向かっていった
着いた場所は部屋だった
そこにあるのは2脚の椅子とテーブル、そして本だ
太宰「ここに来るのも久し振りだねぇ…瑠華」
瑠華「お兄様、なぜここに?」
瑠華は先程から眉一つ動かさず無表情のままだ
対して太宰は、普通の人間が見たなら失禁するほど、恐ろしい目をしていた
瑠華「…」
太宰「…何人殺した?」
太宰の雰囲気がガラッと変わった
昔…ポートマフィア時代の様に
瑠華「…Gather the dead(死者よ集え)」
突然瑠華の背後が光り輝き、光が収まると其処には百…いや、五百程の骸骨が出てきた
次回
未定
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