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お兄ちゃんは俺だけのものだから、、、
──大学に入って一人暮らしを始めてから、もう半年。俺、碧斗(あおと)は家族に内緒で夜はホストクラブ「NoirLure」で働いてる。
客に囲まれて笑顔を作って、甘い言葉を振りまく。
でも、本当は誰にも見せたくない。
特に、あの子の前では絶対に。
……弟の悠真(ゆうま)の前では。
高校2年生になった悠真は、俺が家を出てからずっと「どこにいるの?」って探してたらしい。
LINEもブロックされて、親にも「知らない」って言われてるのに。
……怖いくらいに、俺のことだけを見てる。
その夜も、いつものように店で接客してた。
個室に呼ばれた客は、珍しく女装した可愛らしい子。
黒髪のロングウィッグに、淡いピンクのミニワンピ。
「……お名前は?」
「ユマ、って呼んで♡」
甘い声に、なぜか胸がざわついた。
シャンパンを何杯も飲まされて、頭がふわふわする。
「ねえ、碧斗くん……外、一緒に行こ?」
断る気も起きなくて、手を引かれて店を出た。
夜風が冷たい。視界がぐるぐるして、
──気がつくと、俺は知らない部屋にいた。
手首は柔らかい革の拘束具でベッドに繋がれ、足首も開かれたまま固定されてる。
服は全部脱がされて、下着だけ。
「……ここ、どこ……?」
声が震える。
ドアが開いた。
「……お兄ちゃん、やっと会えた」
現れたのは、ウィッグを外した悠真だった。
制服の上にエプロンみたいなのを着て、手に何か持ってる。
目が、完全に狂ってる。
愛で、壊れてる。
「半年も……俺を置いて、一人で楽しそうにしてたんだね」
ベッドに近づいてきて、俺の頬を撫でる。
「女の人たちに触られて、キスされて……許せない」
「悠真……やめろ、俺はお前が――」
「違うよ。お兄ちゃんは俺のものだよ。ずっと前から」
悠真は微笑みながら、小さなリモコン付きのロー〇ーを取り出した。
ピンク色で、俺が一番弱い形のやつ。
「……これ、前に俺が冗談で『気持ちいいって聞いた』って言ったら、お兄ちゃん真っ赤になってたよね」
「やめ……っ!」
抵抗する間もなく、ロー〇ーが俺の後ろに押し込まれた。
スイッチが入る。低く、執拗に震える。
「んっ……!や、やめろ……悠真っ……!」
「だめだよ。お兄ちゃんが俺以外のこと考えるから、お仕置き」
悠真はリモコンを最大にして、
そのまま部屋を出て行った。
「……待て、悠真……!離せって……っ!」
ドアが閉まる音。鍵の音。
ひとり残された部屋で、ロー〇ーが容赦なく俺の中を責め続ける。
何度も達しても、止まらない。
涙が溢れる。
「……悠真……助けて……」
どれくらい時間が経っただろう。
ドアが開いて、悠真が戻ってきた。
俺はもう、声も出せないくらいにぐちゃぐちゃだった。
「……お兄ちゃん、ごめんね。痛かった?」
優しくキスを落としながら、ロー〇ーを抜いてくれる。
でもすぐに、代わりに自分が入ってくる。
「これからは、ずっとここにいてね」
耳元で囁かれる。
「俺が全部面倒見てあげる。お兄ちゃんは、もう誰にも会わなくていい」
俺はもう、抵抗する気力も残ってなかった。
ただ、悠真の腕にしがみついて、
「……悠真の……バカ……」
って、泣きながら呟くしかできなかった。
──俺はもう、この愛の檻から逃げられない。