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薇黎(びり)
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瑠夢 🍗🎧𓂃
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あべさく正義♡
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こんちゃ
rb side
俺は散歩をしていた
今日は任務がないなとのんきにあるいていた
「あれ」
ふと、足を止める
怪物が不自然に瓦礫の方を見つめていた
「…子供…?」
襲う気なのか…?
怪物は予想通り唸り声をあげて子供の方へ突っ込んだ
「っと」
子供を優しく抱いて怪物を触手でつぶす
右肩に痛みが走ったのは気のせい…だろう
…小柳君に怒られそー…
「大丈夫ですか?」
「…ん」
よかった。会話はできるみたい
「よかったです。降ろしますね」
「…肩」
「ん?あ。これですか?大丈夫ですよ。日常茶飯事です」
「…名前」
「星導ショウと申します。ヒーローやってるんですよ」
「…そ。ありがと」
「?どういたしまして」
「ばいばい」
「…?」
不思議な子だった
それより…
「小柳君に怒られるの確定だなぁ…w」
sr side
任務帰りだった
雨が降っていた
止みそうにないなこれは…
「あちゃー…雨降っちゃったかぁ…」
隣で声がした
鑑定士みたいな服を着た男の人だった
「今日見回りに行くのは危険ですね…」
見回り…世に言うヒーローってやつかな
ならはやくはなれないと…
『星導~?お前傘ねーならコンビニ行ったら?』
「それ家に入れてくれる流れですよね!?」
『はっ』
「なにそれ!?いじわる!!!」
星導…?
ほし…るべ…
「星導ショウと申します。ヒーローやってるんですよ」
昔の記憶がよみがえる
肩をざっくりと斬られてなお笑顔で助けてくれた恩人
「ん~…雨かぶって帰るしかないですよね…」
そして彼は雨の中に足を進めた
「……」
自分の上着が目に映った
rb side
雨が容赦なく服を濡らしていく
と思ったら雨が途切れた
「…あれ」
あったこともない人が自分の上着で雨をふさいでくれた
「…風邪ひきますよ」
「え…ありがとうございます…」
「星導さん…ですよね。この前はありがとう。」
「この前…?」
俺の返事を待たぬままその人は雨に浸かって走っていった。
「…風邪ひくのはそっちじゃないですか…?」
と静かに突っ込む
…誰だろう…
彼の顔を思い出す
「…あ」
あの時散歩中に助けた子だ
あの後小柳君にめっちゃ怒られたの覚えてる…
「…身長伸びたね…」
俺を軽々と越えていった。
「…どういたしまして」
俺は見えなくなった彼の後ろ姿に呟いた
背中に彼のぬくもりが少しだけ残っていた
おまけ
「…星導?お前その肩どうしたんだよ」
「いろいろありましてねぇ~」
「…手当しろっつってんだろ」
「めんどくさいです」
「…お前なぁ…???^^」
「あ…」
コメント
1件
**はる。:** うわ、これ良すぎる…!再会モノで双方の視点切り替わるの好き。昔助けた子が大きくなって、今度は恩返し的に傘代わりの上着貸してくるとかズルいだろ。星導が相変わらずお気楽に怪我してて小柳に怒られるのと、最後の「どういたしまして」がじんわり沁みたわ。続き絶対読む🔥