コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・剣持嫌われ
・バッドエンド
・自傷表現等 有
・剣持が苦しみます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【剣持視点】
傷…なんでつけちゃったんだろ
お風呂の時とか、痛いし…
でもあの時はあれで良かったのかも
じゃないと僕どうなってたんだろ
【葛葉視点】
もちさん家行って聞きに行くか…
ッチ…叶のやつ腹立つな
証拠もないのに全員で嘘吐いて
叶だからほとんどの人は信じるし、
もちさんが人を虐めるような人間に
見えるか?しかも、実際されてないやつが
騒ぎ立てて…なにがしてんだよ
もちさん家ここか…
【剣持視点】
ピンポーン
⚔️「なに…かな」
⚔️「は、はーい」
🎲「あ、もちさんお久しぶりっす」
⚔️「葛葉くん…?」
🎲「どうしました?」
⚔️「あの…その…叶くんは…いない?」
🎲「あ?あいつは来てないっすけど…」
⚔️「…よかった」
思わずため息が出る
叶さんが居ないだけで安堵している
🎲「話聞きに来たんすけど、今大丈夫…?」
⚔️「あー、散らかってるけどいいよ」
🎲「まじすか、すみません」
【葛葉視点】
もちさんは俺を快く招待してくれた
でもおかしなことに、今は夏だ。
蝉が鳴き弾くような暑い夏。
“もちさんは長袖で、腕全体を覆っていた”
こんな暑い夏にわざわざ着る理由が無い
だから、なにが大きな怪我をしたとか…
…リスカかもな、
⚔️「どうぞ〜散らかってますけど、」
そこで俺は目を疑った
ぐちゃぐちゃに荒れた部屋
机の上には沢山の錠剤
散りばめられたカッターの刃
飲みかけのジュースが多々あるなど
おかしい状況だった。
片付けの出来ない2歳児のようだ。
前来た時はきっちり整頓されていて
こんな状況になったことなさそうだった
綺麗好きのもちさんがいたはず
もちさんは終始ニコニコしていた。
インターホン越しは声が震えていたけど
今はいつも通りの剣持刀也だった。
🎲「あのさ、もちさん」
⚔️「ん、なんですかぁ?」
🎲「叶となんかあったか…?」
もちさんがジュースを飲む手を止める
聞いてはいけなかったのかもしれない。
⚔️「えぇ、今の大きな原因に感じます」
🎲「その…叶とは話したのか?」
⚔️「はい、偶然会ったので」
🎲「なんて言ってか覚えてます?」
⚔️「”僕の葛葉だ、くずもちとか名乗るな”」
⚔️「とかだったと思います」
🎲「…本当にすみません。」
⚔️「いんですよ!葛葉くん悪くないし」
🎲「俺の責任です、相方なのに止めれない」
俺は自然と涙が流れてきた
人前で泣くことなんかないのに
どうしても耐えきれなかった
相方が起こした罪に
⚔️「葛葉くん、大丈夫ですか?」
🎲「あ、ごめんなさいッ」
⚔️「少しゆっくりしましょう」