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あめのひと
#グロ表現あり
がくぶち🐌
※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※センシティブ表現あり(激しいものではありません)
※会社の同僚設定の🦍🍆
※なんでも許せる人向けです。
🦍→「」
🍆→『』
「ぼんじゅうるくん!頼みたいことがあるんだ」
部長からの呼び出しに俺は返事をする。
『はい、なんでしょうか?』
「この資料と荷物、10階の資料室まで持っていってもらえるかー?あと、悪いんだけど、資料の整理も頼みたい。内容はこのメモに書いてあるから」
メモと資料室の鍵を渡され、
俺が持っていく資料と荷物を確認する。
マジか…、
1人で持っていくには少し多い気がした。
でも、どうにかなるだろと、自分に言い聞かせた。
『了解しました。』
「じゃあ、頼んだよ!」と、
肩をポンッと叩かれた。
部長がいなくなったのを確認してから、
はぁ…と、ため息が出た。
『なんで10階なんだよ…近くの資料室でいいだろ…』
小声でぼやきながらも部長の指示だから聞かざるをえない。
俺1人でこの量を運ぶのか…
袋に入るものは全部入れた。
少しは持ちやすくはなったけど、重いのには変わりない。
『ふぅ..誰かに手伝ってもらえばよかったかなぁ…?まぁいいや、エレベーター使えばなんとかなるか…』
よし、と気合いを入れ直して再び歩き出し、エレベーターの前まで来た。
上の階に行くボタンを押し待っていると、
「手伝いますよ!」
『えっ?』
振り向くとそこには、同じ部署のドズルさんがいた。
「1人じゃ大変でしょ?僕も手伝いますから!」
ニコッと笑って、俺が持っている荷物を半分持ってくれた。
『いいのか?』
「大丈夫ですよ!部長には、ぼんじゅうるさんの手伝いをしてきますって言ってきました^ ^」
1人で荷物を運ぶのに絶望していた俺は、手伝ってもらうことにした。
『ありがとう、助かる』
「任せてください^ ^」
『頼もしいな^ ^』
「そういえば、10階の資料室って結構奥の方にあるんですよね〜。エレベーターから降りた後でも少し距離があるから運ぶの大変だったと思いますよ」
『本当?あまり行かないところだから場所の把握してなかったな…手伝ってくれて助かる』
「いえいえ^ ^あっ、エレベーター来ましたよ」
エレベーターが到着し、10階へのボタンを押す。
動き出すエレベーターの中で、ドズルさんと2人っきりになる。
俺は少しドキドキしていた。
ドキドキする理由、
それは、
ドズルさんが好き…だから。
今の部署に配属され、少し経った頃からだった。
ドズルさんは優しくて、話してみると気が合うし、一緒にいるとドキドキした。
好きだという事に気づいた時、意識するようになってしまった。
「ぼんさん!ぼんさん!」
『ん?なに?』
「どうしたんですか?」
『あぁ、ごめん…呼んでた?』
「さっきから呼んでたのに返事しないんだもんw」
ははっ、と笑う、その笑顔が好きだ。
2人っきりになれたのが嬉しかった。
この雑用を俺に押しつけた部長に心の中で感謝した。
すると突然、
それは起こった。
ーーガタンッ
「えっ…?」
『何…?!』
エレベーターが止まった。
「嘘だろ…?」
『マジか….』
この会社に入って初めての出来事に戸惑う。
「僕、非常ボタンで連絡しますね」
『あぁ…頼む』
非常ボタンを押すと、すぐに管理会社に繋がる。
エレベーターが止まった事を伝え、すぐに対応してもらうよう言う。
エレベーターに閉じこめられるなんて…
こんなことあるんだな…
復旧するまでの時間は分からない、でも早めに対応すると言っていた。
「これは待つしかないですね…」
『そうだね…』
少しの沈黙の後、
話し始めたのはドズルさんだった。
「あの…こんな緊急時に話すことじゃないのは、分かっているんですけど…」
『うん、何?』
今はこの緊張している状況をどうにかしたいと思っていたから、何でも話してほしいと思っていた。
『気が紛れるから、何でも話していいよ^ ^』
「はい…えっと…ぼんさんって…好きな人、いるんですか?」
『す、好きな人?』
まさかそんな話だなんて思っていなかったから狼狽えてしまった…何でも話していいって言ったけどさ…
「あっ…いや、あの…答えたくなかったらいいんです…変なこと聞いて、すみません」
なんでそんなこと聞いてきたんだろ…と思いながらも、ドキドキする自分がいた。
「僕は…います」
続けて話し始めた。
『えっ…そ、そうなんだー…』
少しガッカリしてしまう俺がいた。
それはそうだよな、好きな人くらいいるよなー。
同じ部署のあの子かな?とか、受付のあの子かな?とか、思いつくだけの想像はした。
「で、その、話を聞いてもらいたくて…」
『…俺でいいの?』
「はい、ぼんさんに聞いてほしいんです」
よりにもよって俺に相談か…。
「その人の事は、ずっと前から好きなんですけど、告白する勇気がなくて…」
『そうなんだ…告白しちゃえばいいじゃん!』
「えっ…?」
俺は何を言っているんだ…告白したらいいなんて、思ってもないことを…
『その人との関係は良好?』
「はい…嫌われてはないと思います」
『だったらさ〜….』
告白したら?と、言いかけた時、
「あのっ…!ぼんさん…好きです!」
『ふえっ…?』
情けない声が出た。
「僕は、ぼんさんが好きなんです…!」
ぎゅっと抱きしめられた。
驚いて言葉が出ない。
『えっ…あっ…』
「ぼんさんはどうなんですか…?僕のこと…」
身体を離し、真っ直ぐな目で見つめられる。
『俺は…』
嬉しさのあまりドズルさんに抱きついた。
『俺も、好きだよ…』
ドズルさんが俺を抱きしめる腕に力が入り、ちょっと苦しくなる。
『ドズルさん、苦しい…』
「すみません…!」
身体を離し、顔を見合わせる。
ふふっ、と笑い合う。
どちらからともなくキスをする。
こんな緊急時なのに、高ぶる気持ちが抑えられない。
だんだん深くなるキスに、蕩けてしまいそうになる。
唇を離し見つめ合う。
『んッ…はぁ…』
「可愛い…」
『…もっと』
「….!!」
自分から求めてしまうのは、お互いの気持ちが分かったからだと思った。
「そんなこといわれたら、我慢できなくなるじゃないですか…」
荒くなる息、
2人共興奮しているのが分かる。
もう一度、唇を重ねようとした時….、
ーーーーガタンッ….
ヴゥゥゥゥーーーーーーーー….
エレベーターが動き出した。
はぁ…とため息を吐く、ドズルさん。
「いいところだったのに…」
『エレベーター動いちゃったな』
<もう大丈夫ですよー!気分が悪いようでしたら、十分に休んでください!!>
スピーカーから管理会社の人の声が聞こえた。
「ありがとうございます!こちらは大丈夫です」
<それは良かった!>
10階に着いた。
ポーンと音が鳴り、エレベーターのドアが開く。
資料室まで、荷物を持っていく。
鍵を開け、中に入る。
『えっと、資料整理もしなきゃな…よし!やるか!』
「ぼんさん…」
『何?あっ、運んでくれてありがとう^ ^後は、俺だけで…』
後は、俺だけで何とかする…と言おうとして、
振り向いた時、唇が重なった。
『んッ….』
深くなるキスの所為で、また気持ちが高ぶる。
唇を離し、
机にゆっくり押し倒される。
『….///』
「…さっきの続き…いいですか?」
俺は、こくんと頷き、
彼に、身を委ねた。
コメント
2件
うぉーーー❤️😆素敵ですぅ‼️片思い→相談→からの浮上😁ニヤニヤが止まりません✨😆