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自壊から救われ数ヶ月
何時もと変わらぬ日々だ
少し変わった点と言えば、2人が少し過保護になった事だろうか
自らの手で壊れたのに、ここ迄心配されるのは申し訳ない
それに暘にはもうバレている
……もう諦めてこの世界で生きて行こうか、
そうとしたら何かする事は……
……あ、そういえば前 ニュースで少し違和感のある事件が有ったな
……被害者は……「僪 時計(クルイ トケイ)」だったか、
何処かで聞いた事が有る名前だな……
「お!青野じゃん!」
「!?……あぁ、焔ですか、脅かさないでくれませんか?」
「ごめんよ、でなんか考えてたみてぇだけどどうしたんだ?」
「……以前の遭難事件についてですよ、犠牲者の名前を聞いた事が有る気がして……」
「彼奴、俺の知り合いだったからな」
「え?」
「前話したじゃん、なんか友達に狂信者居るんだよね~って」
「……言って……ましたね」
……これは……もしかして話してはいけなかったのでは?
「でなんか生贄になったらしいよ、前俺らで解決したけど」
「……あー……あのチャウグナーフォーンの……」
「そうそう」
「……良かったんですか?自ら知り合いが選んだ事だったのに」
「ま、世界救う為だしな」
「……よくそんなポジティブで居られますね」
「いやー……だってさ?もし自分が死んじまったとしてさ、悲しまれたら申し訳無くね?」
「……確かに、そうですね」
「だからさ!なんもしねぇでいつも通りポジティブに生きていてぇなって思ってんだ!」
「……」
……その通りかも知れない
自分が死に、そして大切な人に自分が死んだ事を引きずられたら、……それは申し訳ない
……そうだな、これからは……