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アリト
349
煙
2
Raphael
326
ー◼︎ー
「聞いて!好きな人ができたの!」
「うん…」
ー◼︎ー
「このリボン可愛いでしょ!」
「…そうだね。」
ー◼︎ー
「…ありがとう… 」
「……………………え……」
ー現在 天界ー
メア「ナキア、今日も忙しいんだけど〜」
ナキア「知らないよ、姉さん。天界を治めるって決めたんでしょ?」
メア「どうにか空き時間作れないのかな…」
シアル「休みが…欲しいのですか…?」
メア「忙しいからね…」
シアル「…考えてみます」
メア「ありがとう。」
シアル「……当然のことです。」
ー魔宮殿ー
ジキ「天使や小悪魔も記憶喪失になるんですね。」
アム「まあ、一応生き物だからな。」
ロコ「珍しいわね。」
ペロア「記録でも今までに記憶喪失を起こした天使や小悪魔はいなかった。それに記憶を消す魔力は存在しなかった。」
ジキ「じゃあ、初めてのケースってことですか?」
アム「おそらくな。」
ロコ「じゃあ治し方も分からないってことですか?」
ペロア「自然治癒を待つしかない。」
ジキ「そんな…!そんなの可哀想過ぎますよ!」
ペロア「仕方がないの。」
アム「…方法があればよいが…」
ロコ「…そうだね。」
ジキ「きっと治す…!」
ー天界ー
シアル「…」
メア「そんなにそのリボン、大事なの?」
シアル「…まあ…お気に入りなので…」
メア「いいなぁ。私もリボンつけよっかなぁ。」
シアル「お似合いかと…」
メア「もう〜シアルったら可愛い!」
シアル「別に…」
メア「照れてる!」
シアル「そんなわけ…ご冗談を…」
メア「これからもよろしくね!」
シアル「…分かりました。」
コメント
1件
第6話、読ませていただきました。シアルのリボンへの執着と、記憶を失ったながらも「お気に入り」と語る様子が切なくて…。ジキの「きっと治す」という決意が胸に響きました。メアとのやりとりで見せる照れも可愛くて、天界と魔宮殿、それぞれの温度感の違いが物語に奥行きを与えています。この先、彼女の記憶がどうなっていくのか、とても気になります。