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ぷち
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#願いを叶える
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後輩は神妙な面持ちでアモンに話があると言って隣の部屋に呼び出した。
「なんすか?」
「◯◯さんの事なんですけど…病気の事とか体の事で話しておきたい事があって。…ちょっと皆の前じゃ言いにくくて…。
◯◯さん、流産の経験があったんです。しかも、2回。カルテを見る限りきっと、一緒に暮らしていた彼氏さんとの子だと思います。」
アモンは結婚前提の彼氏が居た事は知っていたが、妊娠の経験、2回の流産の経験があるとは思わなかった。
「…それって、本当の事なんすよね?」
「はい…後1回流産してしまった場合は医学的に習慣流産と呼ばれ不育症の可能性が高まります。
◯◯さんの病気にも関係してくるんですが、上手くお腹の中で育てられない事が起きてしまう事があるんです。
そしてこれは本当に最悪の場合を想定した時の話ですが…母子共に危なくなるケースも◯◯さんの病気は考えられます。」
後輩は本当は、駄目な事は分かっていたものの主の過去や病気の事を独自に調べていたようだった。
アモンは主の心の傷を心配もしていたので後輩にも自身が感じた事を話した。
「前はこんなんじゃなかったのに…◯◯さんのメンタルが全然安定していないんすよ。俺じゃ役不足なんすかね…」
後輩は涙目になっているアモンの肩にそっと触れ、今の状態を保っていられるのはアモンが居るからだと諭した。
「きっと今の◯◯さんの命綱はアモンさんなんです。◯◯さんを1人にしないようにしないと…何するか分からない状態です。」
「そういう事か…」
ボスキが横から口を割って入って来た。
「盗み聞きをするつもりはなかったんだが2人とも顔が死んでたからな…」
執事達はアモンと後輩の話を密かに聞いていたようで、明日は気晴らしに皆で屋敷に戻ろうかという話になった。
後輩は1度だけ行って主の部屋を軽く見ただけで、何処にも行ってないので少し楽しみだった。
†††
次の日の朝─
アモンは主の事が心配でずっと抱き締めて寝ていた。 ユーハンは早く起きて朝ごはんを作り始めようとしていたところに、テディが起きてきて、朝ごはんを一緒に作ろうとしていた。
「っん…もう朝…」
主は目が覚めて起き上がろうとしようにもアモンにしっかりと抱き締められていたため起き上がれなかった。
「…アモン、起きて。もう朝だよ。」
主はそう言って、アモンの頭を撫で優しくキスをした。アモンの目から涙がこぼれ落ちると指で拭いながらアモンの頭を撫でた。
「…アモンが居てくれるから私は生きられるんだよ?こんな私でも好きで居てくれてありがとう。」
返事のないアモンに主は優しくキスをするとアモンは起きていたのか、主の口の中に舌を入れ絡ませていった。
「っん…ぁ、」
「おはようございますっす、◯◯さん。朝からの熱烈なキスで起きちゃったっす♪」
主はアモンと一緒に寝室から出ると、美味しそうなにおいに誘われキッチンに向かった。
「おはようございます、主様。ちょうど朝食が出来上がったところです。」
アモンはボスキを起こし、ユーハンはハナマルを起こし皆で朝食を食べて、屋敷に帰る支度をした。
全員を屋敷に連れていく事が出来ると、皆を連れて食堂に向かった。すると、ベリアンとロノとバスティンが朝食の後片付けとお菓子作りをしている最中だった。
「主様!帰って来て下さったのですね。結城さんも来て下さってありがとうございます。
アモン君、ボスキ君、屋敷でのお仕事はフェネス君とナック君が代わりに行なっていましたので心配はいりませんよ。
皆さん、紅茶はいかがでしょうか?ちょうどお茶菓子をロノ君が作って下さっているところなんです。」
主と後輩はベリアンの言葉に甘え、紅茶を頂く事にした。執事達は仕事の手伝いやアモンとボスキは仕事をしに行くと言ってその場をあとにした。
アモンとボスキは情報共有をするためルカスの元へ行く際、アモンは後輩に目配せし主を任せた。
「ベリアンの淹れる紅茶はいつも本当に美味しいね。結城君はどう?」
「はい、とっても美味しいです。ロノさんの作ったお菓子も紅茶にとても合っていて美味しさが引き立っている感じがしますね! 」
ベリアンもロノもとても嬉しそうに主と後輩を見つめていた。 そして主は後輩を連れて、屋敷の中と別邸を見せに行った。
「本当にとても大きいお屋敷ですね!これを執事さん達が管理してるなんて…」
一通り本邸を回ったところで、別邸の案内をしようとしていた時にハナマルが居た。
「ハナマル!…そんな所でなにしてるの?またサボり?」
主は笑いながらハナマルの元へ近寄った。
「なんだ、主様か〜!結城も一緒に何してんだ?一緒に昼寝でも…」
「ハナマルさん!」
するとユーハンはハナマルを回収し他の執事達の仕事の手伝いをするため、主とはここで別れた。
「じゃぁまたな〜」
「すぐに何処かに行こうとしないで下さい。主様、失礼致します。」
ハナマルが連れて行かれた後、別邸に行こうとした時シロを見掛けた。
「シロ!ただいま。」
シロは絵を描いている手を止め、後輩を舐め回すように見ると、主にぶっきらぼうに挨拶をした。
「帰ってきたのか。随分と長く向こうに居たのだな。我ではなく…こやつを連れて歩くとはお前も、」
シロの言葉を遮ったのはベレンだった。
「シロ!そんな言い方は良くないんじゃないかな?主様、お帰り。この人が主様の後輩の結城さんだね?初めまして、ベレン・クライアンっていうんだ。」
後輩は聞き覚えのある名前だと思い考えていると、ベレンは再び口を開いた。
「ベリアンと同じ、クライアンで驚いたでしょ?ベリアンとは血は繋がってないけど、弟みたいなものなんだ。」
後輩は納得し、しばらくベレンと談笑していた。すると、クロウザーが屋敷に帰って来た所だった。
「おや…騒がしいと思ったら君か。おかえりご主人様。随分長く向こうに居たんだね。そっちの君は確か結城って名前だったか…
俺はクロウザー・ノックス、今は悪魔執事でもあり、マフィアのボスも務めてるよ。」
後輩はマフィアという言葉に驚きを隠せずに居たが、主の方を見て微笑んできたので一応安心出来る相手なのだろうと思う事にした。
「別邸を紹介しようとしてたんだけど、まだ会えてない執事に会えて良かった。これで執事達全員に会えたけど…どう?」
後輩は執事達のキャラが濃いな、と思いつつも執事達全員が主の事を慕っている事が分かった。
「今はなんとも…でも、皆さんとても優しくて良かったです。」
クロウザーは後輩の本音がなんとなく分かったのか、くすくすと笑い出した。そして、主の髪をひとすくいし“またね”と言って部屋に向かって行った。
その日は執事達はそれぞれの仕事をし、主と後輩は主の部屋でムーとミヤジとお話して時を過ごした。
「それにしても…喋る猫が居るなんて珍しいですね!もふもふしていて可愛いです。」
後輩はムーを抱き締め、頭を撫でたり首元を触ったりしてムーと遊んでいた。
その日は主の世界には帰らず、屋敷で過ごす事になり後輩は主の部屋で寝る事になった。
他の執事達にも情報共有したおかげか主の隣には必ず1人以上つき、寝室も共にする事が徹底された。
†††
「今日の担当は私だけど本当に一緒に寝て大丈夫かい?狭くはないかな?」
ミヤジと後輩と3人で同じベッドに入るのは窮屈そうな感じもあるがその分、主はミヤジにくっついた。
「大丈夫だよ。…おやすみ、ミヤジ。」
主はそう言って寝入ろうとしていると、何やら硬いものが足に当たった。なんだろうと思い触って居ると隣に居るミヤジが色っぽい声を出していた。
「っん…すまない。触りがあるんだ…やはり狭かったかな?私は」
「ミヤジは私の事、好き?」
主はミヤジの言葉を遮り突拍子もない事を言い出し、ミヤジの体を優しく撫で始めた。主の白くて柔らかい指が、ミヤジの欲求を掻き立てていった。
「…大好きだよ、主様。だが、無理に主様の事を抱きたいとは思わない。主様は私と体で繫がりたいと思ってくれるのかい? 」
主はミヤジが望むなら繋がっても良いと言うと、ミヤジは主の頭を撫でながらありがとうと言った。
ミヤジは主の服をたくし上げ、主の胸元に顔を埋めながら下着のホックを外した。ミヤジの舌が主の体を這っていき、丁寧に主の体を舐めていった。
「っんぁ…ハァハァっ」
主は疼いてくる下半身をミヤジの体に擦り付け始めると、ミヤジの指が主の下着の中に入って来て突起部を優しく撫で始めた。
「ぁっんぁっ!ハァハァっんんっ」
ミヤジの指がだんだんと秘部の方までのびていきゆっくりと主の中に指を入れ、始めは1本だったが2本へと増えていき激しく出し入れをし始めた。
「っんぁあ!あぅん…ハァハァっぁあ!」
主の声がミヤジの抑えている欲求を掻き立てていった。 後輩も主の甘く縋る様な声を聞き続けているうちに自身のものが大きくなっていき、ミヤジと一緒に主の突起部を撫で始めた。
「っぁああ!ハァハァぁっんぁあっ!」
(ミヤジの指と結城君の指の動きが違うから気持ち良過ぎて癖になりそう…)
「主様…もう私も限界だ。」
主はミヤジの大きくなったものを見るとルカス並みに大きいものを見てしまった。
「ミヤジ…ちょっと、んぁっ!」
後輩は主が心配している事を察したのか主の突起部をひたすら優しく撫で続け、ミヤジは主の中にゆっくりと入れ始めた。
「ぁぁ゙っんぅ゙ぁ…ハァハァっぁあ!」
「結城君…すまない。主様の痛みが少しでも紛れると良いんだけど…」
ミヤジは馴染むまで待とうと思って居たのだが、やはり主の嬌声がミヤジ達の欲求を掻き立てていった。
ミヤジはゆっくりと動き始めたが、動いているうちに止まらなくなってしまいだんだんと激しくなっていった。
「ぁ゙っんぅ゙ぁあっハァぁあ!」
後輩がずっと突起部を触っているため痛みは紛れているが、快感から逃れられなくなってしまいミヤジが動く度に後輩の指が動く度に体をピクつかせながら何度も達していた。
「ぁあっんぁああ!ハァハァっぁあ!お願いっもう止まって…ハァっぁああ!」
「すまない、止まれないんだ。後、少しだけ待って欲しい…」
主はミヤジのものをリズミカルに締め付けていき、まるで搾り取るようにミヤジのものにまとわりついていった。
ミヤジの動きはより一層激しくなり、後輩も主の突起部をひたすら撫で続けた。
「っぁんぁあっハァぁああ!」
ミヤジは主のお腹の上に全て吐き出すと、主はやっと終わったと思ったが主の中に後輩のものが入って来た。
「っぁあ!結城っ君…待っ!」
今度はミヤジが突起部をひたすら撫で続け、2人は何も出なくなるまで主の体を求め続けた。
主が意識を手放すと、ミヤジと後輩は主を抱き締めながら眠りにつこうという時、 ミヤジは主に優しく独り言を言った。
「…主様、どんなに辛くても それは必ず過ぎ去っていく、 生きてさえいればね。」
コメント
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みぅです🥀 第23話、読み終えました。 アモンが主の過去を知って「俺じゃ役不足なんすかね…」って泣きそうになるシーン、すごく切なかった。主の病気や流産の経験、重すぎるのに、みんなで守ろうとしてる感じが伝わってきて胸がぎゅっとなったよ。 最後のミヤジの「生きてさえいればね」っていう言葉、闇の中でもちゃんと優しさがあって、みーさんの作品の魅力が詰まってるなって思った。丁寧に描かれてて、本当に尊敬します🌙