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格安生姜
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#しおたろう
結@た に ぎ し 。
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舜は、世界一可愛い俺のお姫様。
赤いドレスが良く似合う。
俺は白のタキシードを着る。
「……柔、かっこいい」
「舜は可愛いね」
向かい合わせになる。
真上には、大きなベル。
壮大な森。
そして、誰も座っていない席。
木々や地面には、血がワインのようにたくさん零れている。
しゃがみこみ、舜の手にキスを落とした。
「……!、なんや、照れてまうなぁ」
頬を赤らめる。
そんな所も愛おしい。
これからは、
ドレスを着た舜も
優しく笑う舜も
怒った舜も
泣いてる舜も
ぜんぶ、ぜーんぶ俺のもの。
誰にも見られない。
「やっと、2人きりになれたね」
「ダンスを踊ろうか」
舜の手を取った。
その手は、酷く冷えきっていた。
コメント
1件
素敵なのに、すごく不気味で…すごく惹かれました。ウェディングドレスの舜とタキシードの「俺」。壮大な森、大きなベル、誰もいない席、血の跡。一つひとつの映像が鮮烈で、最初は甘いラブストーリーかと思ったら、だんだんと支配と所有の空気が濃くなっていくのがたまらなかったです。「誰にも見られない」「やっと2人きり」という台詞の裏に何があるのか。そして最後の「酷く冷えきっていた」手。これだけでこの世界のルールと、今起きていることの輪郭がぐっと見えてきて、続きが気になって仕方ないです。詩的で美しいのに背筋がぞっとする、そのバランスが本当に巧みでした。