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意識を失った久我をベッドに寝かせたは良いものの自身のモノは一向におさまる気配がない。
久我とのセックスはただの「治療」のつもりだったのだが、暫く経ってもそれは天を向いてそそり立ったままである。
一体どうしたものか。頭を冷やすため風呂を借りることにした。
冷たいシャワーを頭から浴びて必死に平静を取り戻そうとするが、先程の光景や久我の甘い声が頭から離れない。
紅林「ッくそっ…なんで…」
最早幾ら放っておいてもおさまることのないであろうソレを自身の手で激しく扱いた。
グチュッ♡グチュッ♡グチュッ♡ニチュッ♡シコシコッ♡
紅林「っ…はあっ♡ふ、ぅ…っく♡く、が…♡」
挿れたい。ぐずぐずにしたい。大切にしたい。泣かせたい。幸せにしてやりたい。服従させたい。
庇護欲と支配欲が混ざり合ったドロドロとした感情が腹の奥から湧き上がってくる。
自身の第二性にこれほどまでの醜さを感じたのは初めてだった。
ニチュッ♡ニチュッ♡シコシコッ♡グチュッ♡コシュッ♡♡
紅林「くっ…♡はぁっ♡くが…っ、も、出るっ…♡」
ビクッ♡ビクンッ♡ビュルルルルルルルルッッ♡♡ビクンッ♡ビクンッ♡ビクンッッ♡♡♡♡
手の中に吐き出された欲の塊を冷たい水が流してゆく。
「二度とこいつに辛い思いはさせねえ」
僅かに冷静になった頭の中でそう誓った。
目が覚めると紅林は隣に居なかった。
代わりに一件だけスマホに通知が来ており、画面を開いて確認すると、紅林から「身体は大丈夫か」とだけ送られてきていた。
軽く返信をして再びベッドに仰向けになって寝転ぶ 。
1人でいることに少しの寂しさを覚えてしまっている自分になんとなく嫌気がさした。
その日から俺たちは週に1度会い、プレイという形で体を重ねる関係になった。
俺の出勤時間が不規則であることも相まって夜以外は殆ど会わなかった。
ノーマルで言うセフレのような関係。
紅林に恋愛感情などないのだろう。プレイ中以外は以前と変わらない振る舞いをするのだから。
それでも紅林は決して自分の好きなようにはプレイをしない。
俺なんかに気を使うことはないのに、そんな思いをある日うっかり口にしてしまった。
久我「なあ紅林。どうして俺をお前の好きなようにしねえんだ?お前はdomなんだから好きに命令すりゃあ良いのによ。」
紅林「なんでって…そりゃあ、お前を大事にしたいからだよ。」
そう言って紅林は吐息混じりに小さく笑った。
(やっと1話の最後の時間軸に戻ってきました)
頭の中で血が沸騰するような感覚。全身がまるで怒りに支配されていくようだ。
久我「……れ…まれ」
紅林「あ?声が小さくて聞こえねぇよ」
久我「黙れ!!お前が、お前みてぇなカスが二郎を語るんじゃねえ!!!」
一時の激しい感情に身を任せて紅林を思いっきりぶん殴った。
顎に入った一撃は激しく脳を揺さぶったようで、紅林は平衡感覚を保てずにその場に膝をついて意識を失った。
震える足でなんとか闇医者のところまで向かい、手を縫ってもらった。
氷室は何か勘付いていたようだが詮索はされなかった。
家に帰っても紅林は未だ床に突っ伏したままでいた。
それが無性に怖くて肩を揺さぶって無理やり起こすと、紅林は辛そうに頭を擡げた。
紅林「痛…ってぇ…虎徹、何があったんだ?」
そう俺に尋ねた紅林は何事もなかったかのように首をボキボキと鳴らした。
久我「(覚えていないのか…?)」
本当のことをすぐに伝えるべきだったのかもしれない。
けれど二郎は先ほどまでの出来事を知れば自分を責めるだろう。
咄嗟になんでもないと誤魔化してしまった。
今目の前のコイツにはなんの罪もないのだから。
しかしそのままにはして置けなかった。
攻撃的な別人格を放って置けば其の内罪のない人を傷つけてしまうだろう。
コイツの力でそんなことをすれば被害者は無事では済まない。
翌日俺は困惑する紅林を無理やり精神科に連れて行った。
医者「解離性同一性障害だと思われます。」
俺の話を聞いた医者はそう口にした。
酷く驚いた状態の紅林を他所に、医者は淡々と症状を説明していく。
無機質な部屋と相まって俺たちの置かれた状況がさらに酷に感じた。
医者「別人格が暴力等で危害を加えてしまうようでしたら、入院という手もありますが」
久我「結構です。俺が責任を持ってコイツにんなことさせねぇ様にします。」
医者が言い終わらないうちにそう言った。
二郎1人をこんな冷たい場所に残して行きたくなかった。
診察を終え、受付前の椅子に腰掛けた紅林はぼんやりと遠くを見ている。
帰ろうと俺が手を引いても立ち上がろうとしない。
紅林「駄目だ、俺は帰れねえ。帰ったら俺はまたお前を…」
そう言って紅林は苦しそうに顔を歪め、また謝罪の言葉を繰り返した。
久我「んだよ、まさか俺がお前より弱えって言いてぇのか?大丈夫だって、心配しなくてもぶん殴って止めてやるよ。」
そのまま強引に二郎の手を引いて病院を後にした。
以下雑談
一年ぶりくらいに二郎と虎徹の絡みが公式から出たの嬉しすぎる!!
皆さんもう見られましたか??
紅林のお陰で覚醒する久我、良すぎる。
そろそろ共闘とかあるかもしれない…!