テラーノベル
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やーっと放課後。
初日なのにメチャメチャ疲れた。
クラスの生徒からはスッゴイ話しかけられるし、
他クラスの生徒も廊下からスッゴイ見てくるし、
マトモな授業なんて久しぶり過ぎて眠くなった。
これから呪霊祓いに行くとか考えたくない。
「五条さんは部活どうするの?」
頼むからもうほっといてくれ。
『まだ決まってないから色々見学してみるよ。』
「俺んとこの部活来てくれよ!」
「ずりぃ!俺の所も来て‼︎」
「私の所も!」
何故こうなる。
『うん。行けたら行くよ。』
「よっしゃ!」
行けたら行くだからね。絶対とは言ってないよ。
行ったとしてもあんまり見てないと思うし。
『そろそろ部活行かなくて平気?』
「あ、やっべ!」
「部長に怒られる!」
「私も行かなきゃ!」
私が声を掛けると慌てて部活に向かった。
よーやく静かになった。多分、今から向かったらまた騒がしくなるよね。
もう少し経ってから行くか。……報告書書いとこ。
日「月島!山口!」
部活着に着替えてる時に日向が声を掛けてきた。
いつもバレーする為に早く行くのに珍しい。
月「何。」
日「お前らのクラスに超可愛い転校生来たんだよな⁉︎どうだった⁉︎」
田「なにぃ⁉︎噂の美少女転校生は月島と山口のクラスだったのか⁉︎」
西「ズッリーぞ‼︎月島ぁ‼︎山口ぃ‼︎」
日向が転校生の話をしたら田中さんと西谷さんも話に加わってきた。
月「ゲッ。」
田「ゲッとは何だぁ‼︎」
月「別に深い意味はありませんよ。」
山「あはは…。」
ツッキーが凄い面倒くさそうな顔してる…。
日「なぁ!どうだった⁉︎」
日向が俺に聞いてきた。
山「確かにスッゴイ美人だったよ。」
日「マジかよ!見てみてーなぁ。」
影「おい、何してんだよ。早く行くぞ。」
日「影山クンは美少女転校生には興味ないんですかぁ?」
影「あ?んなもん興味ねぇよ。」
日「はぁ、そんなんじゃ一生彼女出来なさそうだな。」
影「別に、バレーがあれば何でもいい。」
日「…影山って感じだな。」
影「何だよ!文句あっか⁉︎」
日「いや、別にー。」
月「行くよ、山口。こんな単細胞達に構ってたら時間の無駄。」
影「あ”ぁ?」
日「何だと‼︎」
日向達が返事をしている間に先に行ってしまうツッキー。
山「待ってよ、ツッキー!」
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