「ぎーん!早く起きなさい!」
「はいはーい!今起きますよ」
俺の名前は丸山銀。高校生だ。
俺はずっと母子家庭で、母と二人暮らしだ。
母は、もう今年で50歳になる。
「母さんもう弁当はいいよ。あと、
少しぐらい自分の体を心配したら?」
「まぁ!銀は、お母さんの心配をしてくれるのね!」
「そういえばね..」
また始まったよ。母さんは、心配をされると
自分の過去のことを話す。この話、
すごく長い。一回他の人にも聞いて欲しいよ
「母さん、そんな話をしてたら学校遅刻
しちゃうよ!」
「あらそう!ごめんごめん。それじゃ
気をつけてね。銀」
「わかってるよ母さん。行ってきます」
俺は母さんにそう伝え外に出ようとした瞬間
「ぎーーん‼︎」
「はぁ!」
そいつは俺に抱きついてきた。
勘弁してくれ!朝からはこれはきつい。
「銀!会いたかったよ!私の王子様!」
「お前の王子にはなった覚えはないぞ。
北野恵。」
北野恵。俺と幼馴染だ。ただしやつは、
とてもめんどくさい!
本当に面倒だ。誰かこの地獄から解放
してくれって、誰もいねぇや。
「てか恵。何のようだ?」
「ふふーん。銀!一緒に学校い…て
なんで私を置いていくの!」
なんでって、俺からすりゃ面倒だからだ!
まぁ、本人には言わないけど。
「恵、遅いぞ!早くこいよ。学校遅刻
するぞ!」
「はいはーい。もう。銀は、私の気持ち
わかってないんだから。」
こうして俺たち2人は、学校へ向かった。
キーンコーンカーンコーン
「ふぅ、何とかついたなって遅刻か。」
「まぁ、いいじゃない!先生がいなければ
のはな..しじゃないね。」
まずい。この先生に目をつけられたら終わりだ。
「恵、銀。今日は居残りだ」
「そんなー!」
俺たちはそこで絶叫しつつ学校に入った。
放課後、俺たちは、学習室に向かった。
向かってる途中、恵から
「ねぇ、銀。そういえばさ、銀は
私のことどう思っているの?」
「どうって、綺麗だし彼女にしたいと思ってる。」
「嘘だ。」
「じゃ、何で聞いたんだよ!」
「ふふふ」
恵は、そう笑い俺たちは、
学習室に入って居残りしたのだった。
そして居残りを終え、俺たちは、
家へ帰るのだった。
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