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「ただいまー!ってお迎えなしか」
俺は学校から帰り、自分の部屋に行こうと
した。その時だった。
「おかえりー!お兄ちゃん!」
「おぉ!真じゃないか!どうしたんだ」
こいつの名前は竹口真。
まぁ、簡単にいえば俺がいとこにあたる。
「真、一体どうしたんだ?こんな
夜中に?」
「いやー、それがさ、そのー..。
警察に追われてる。」
「マジかよ!お前なにしたんだ!」
俺はそう言った。そしてなんで警察に
追われているのかを聞こうとした。
その時だった。
「ピンポーン」
「やばい。もうサツが来やがった。」
「何だと!?もう来たのか!?」
「あぁ。なぁ銀。車運転出来るか?」
真がそう言った。
俺はまだ免許持ってないと言おうとした。
だがしかし、それでもし、真になにがあったらと、俺は考えこう言った。
「運転はできる。だが免許はないぞ」
「免許なんてなくていい。今はここから逃げたい。」
真は、そう言い車に向かった。
俺も遅れまいと、車に向かった。
その時真からこう言われた。
「なぁ、銀。車運転した事あんのか?」
ふっ。笑わせるな。した事ないに決まってるだろ。ただしかし俺はレースゲームをしていたので何となくは知っている。
「何となくだが知っている。」
「そうか、なら急ごう。サツが来ちまう前に
早くここから逃げよう」
俺達は車に乗って家から出たのだった。
車に乗っている途中、真からこう聞かれた。
「銀、お母さん大丈夫なの?あん時は
いなかったけど」
「母さんは、夜勤でな。あの時間は、
いないんだ。」
「そうなんだ。大変なんだね。お母さん。」
真は、感心しながら車の中で目を瞑り
寝ていた。
しかし、警察の追撃には敵わず、すぐ
そこまで来ていた。そして俺は内心
こう思った。
(こいつは、まずい。仕方ないあれやるか。)
そう俺は、レースゲームで磨いた腕を
発揮することにした。
(こいつの車はスープラだ。行ける!)
俺は、猛スピードで走り、目の前に、
急カーブが見えてきた。その時俺は、
磨いた腕を見せる時だった!
キキー!
「何だと!あのスープラが、ドリフトだと!
ありえない。スープラは、ドリフトに向かん
くそっ。だめだ追いつけない。」
警察はそこで諦めたのか、もう
追ってこなかった。そこで真が起きた。
「おい。今強い衝撃がこなかったか?」
俺のことだろう。だが俺はこう言った。
「いやなにもなかったけど。」
「そうか、じゃ家に帰るとするか。」
俺は真を家まで送り、自分の家に帰った。
そして俺は気づいた。朝だと言うことを。
「まずい、朝じゃないか。もう母さんが、
帰っているころだ。」
俺は脳裏にこう表示された。静かに入って
学校に行こうと。だが無理だった。
母さんはすぐ目の前にいた。俺が
もたついている頃についたらしい。
「やぁ、母さん?」
「はぁ、銀またやらかしたの?」
「違う!と言うかそのー。はい。」
「もう銀ときたら!! 1ヶ月小遣いなし!」
「そんなー!」
俺は絶望し、母さんに怒られたのだった。