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す███のダメな子ちゃん。Life past
チャプター3 羅馬裕翔
俺は人をいじめるやつなんて大嫌いだ。
そうゆうやつは死んで欲しいと思っている。
なのに、この世界は残念な程屑だ。
あれは……小4の頃……か?
俺にはある友達がいた。
そいつはいじめを受けていた。
バッシャーン
「WWWWWWWWWWWWW
だっさw」
「……」
「おいっ!何してんだよツ!」
「げっ、羅馬……」
「行こうぜ」
「空悟、大丈夫か?」
「あっ、裕翔くん……
うん、水かけられただけだから大丈夫だよ 」
「寒いだろ?保健室でタオル借りてこようぜ、」
「ありがとう……」
俺の友達、空悟がいじめを受けていたら
俺が守る。これが主流だった
1回だけ先生に相談した時があっただけど……
「おん、それで?」
「……は?
いや、いじられてるんですよ!?空悟が!
先生だって見ましたよね!?空悟がいじめられてるところ、殴られているところ!!」
「あ〜そーやったなー」
「ツ……先生ツ!」
「はぁ…… あんな、めんどくさいねん、
自分たちでなんとかしぃや?」
意味がわからない。なぜ?人がいじめられてるのに?
それ以来相談していない。無駄だと思ったから
いつも俺が空悟を守る日々だった。
「裕翔くぅ〜ん♡放課後ぉ、時間あるぅ?」
「……あるけど……。」
「えー♡ノリ悪ぅ〜♡
私たちと遊ばない?♡」
「結構。」
ある日ぶりっ子女子に呼ばれた。
……嫌いなんだよな……こうゆうやつ……
「ねぇ〜♡お願い♡♡ 」
「やだ。」
「ぶぅ〜」
ぶりっ子女子は頬を膨らました。
この行為になんにも感じなかった。
しかし、知らなかった
これが
俺にとっての足止めだなんて
「空悟〜?帰ろう……」
ボコッ(いじめっ子が空悟を殴っている)
……は?
「お前ツ!!」
「お〜ツ羅馬じゃんw」
「こいつさWいじめといたからw」
「ツ……!」
「あ〜ぶりっ子いたじゃん?」
「……それがどうした?」
「あいつらにさ、羅馬の足止めしてもらったんだよね〜w」
気づかなかった。そんな落とし穴があったなんて
ムカついた俺は、
「このツツ!!」
殴ってしまった
「先生ー!羅馬くんが殴ってきましたー!」
「おいツ!!羅馬!どうゆう事だ!」
……
いや、なんで?別に俺があいつのこと殴って怒られる分にはいい。
だが、空悟は?あいつは空悟のこと殴ったり蹴ったりしていた。それを先生は見ていた。
なぜあいつを怒らない!?
なんで?なんでだよ?
あーぁ、なんでこの世界はこんなにも屑なのだろうか?
……ふざけんな。
こうして翠蘭中学校吹奏楽部
アルトサックス演奏者として今日も
チャプター3 羅馬裕翔
憤怒のダメな子ちゃん。
コメント
3件
いつも神作品をありがとう