皆様、毎度ご無沙汰しております。純恋(以下略)です。今回は、久しぶりのノベルで御座います。
題名は、「夕焼けがいつもより紅い夜」で御座います。
このノベルは、アニメ『魔法使いの約束』と類似しているところがございます。
特にPrologue、今回の話は、どっからどう見ても魔法使いの約束の導入シーンと類似してますが、
未熟なので見逃してください。
少し、雑談がすぎましたね。では、「夕焼けがいつもより紅い夜」、開幕です。
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その日は、普段鈍感と言われる私でも、いつもの夜との違いが明白に判った。
放課後、友達とカフェで食事をして、友達と解散をした後、家に帰ろうと、校区市民館に留めていた自転車に鍵を刺し、ロックを外して帰ろうとした時、異変を感じた。
「昨日の夜は、こんなに赤くなかった、!」
なにか、ずっとこの赤い光を浴びていたら不味い気がしたかから、自転車のペダルを早く漕いだ。
「はぁ、はぁっ、…やっと、ついた、」
うちはマンションだ。10階建てのマンション。10階のうち私の家は8階。
「助かった、!」
エレベーターは、丁度1回にあった。ボタンを押し、中に入る。
「⑧」と書かれたボタンを押し、それからドアを閉じる。
そこで気づいた。何故エレベーターに入る前に気づかなかったのだろう。
「…内装、絶対こんな豪華じゃなかった、!」
焦ってももう時既に遅し、エレベーターは上昇をしていた。
「なにこれ…外が、真っ赤じゃない……」
うちのマンションのエレベーターは、窓が付いている。普段なら、その窓を覗きながら夜の風景を楽しんでいた。普段なら。
その夜の外の風景は、見えなかった。まるで、窓一面に赤いカーテンが張り巡らされてるかのように、真っ赤だった。
「あっ、そうだ、!」
私は、スクールバッグの中から、携帯電話を取り出した。
一か八か、携帯電話が繋がらないかと思い、携帯を起動する。
『圏外』
「う、っそ、」
絶句した。唯一の頼みの綱がたった今千切れたのだから。
チーン
エレベーターが何処かについたようだ
…どこに?
「やァ!こんばんは、”聖女様”。」
「はいっ、?!だ、誰っ!?」
「おい”ヴィオラ”、”聖女様”が驚いてるだろ、離れろ」
「あっ、ごめんね。驚かせる気はなかったんだ。」
ヴィオラ、?聖女様、?…あゝ、頭痛がする、
見た感じ、周りには赤い世界と二人の男性。20代前半くらい?
「え、ぇと…貴方たちは?」
私がそう問うと、男性たちはこう答えた。
「こんにちは。僕は”ヴァイオレット・アティーツォ”。愛称の”ヴィオラ”で呼ばれることが多いよ。ヴィオラって、気軽に呼んでいいよ」
白髪の男がそう答える。
「俺は、”カルマ”。”カルマ・エレイン”。”カルマ”って呼んでいいぞ」
そう、緑髪の男が答える
ヴィオラ?カルマ?なにがなんだかわからない私に、二人は聞く
「聖女様、貴女様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
ヴィオラが聞く。
「せ、聖女?わ、私の名前は、”桜坂 芽莉衣”です、」
「「さく…なんて?」」
二人は息をぴったりそろえて首を傾げた
「ぷっ…ふふっ…あははっ!」
「聖女様?」「どうしたんですか?」
「す、すみませんっ…お二人が息ぴったりで首を傾げるものですから、つい…」
「あ、それよく言われるぞ。なあ、ヴィオラ?」
「あゝ!よく”ヴェルナンテ”や”ヴェロニカ”にも言われるし、”ソファーナ”、”イヴ”にも言われたな!」
…ヴェルナンテ?ヴェロニカ?ソルファーナ?イヴ?
………先が思いやられるなぁ、
キャラカルテ
主人公
名前:桜坂 芽莉衣(さくらざか めりい)
呼び名:メリー、桜坂さん
役割:聖女
???
名前:ヴァイオレット・アティーツォ
呼び名:ヴィオラ、ヴァイオレットさん
役割:???
???
名前: カルマ・エレイン
呼び名:カルマ、エレインさん
役割:???
ヴェルナンテ、ヴェロニカ、ソルファーナ、イヴ [未登場]
コメント
4件
未登場のお名前いっぱいだ!これから楽しみだね、当の本人のメリーさんは大変そうだからそれどころじゃないだろうけど。 あと読んでる途中間違えてスマホ落としちゃった、割れてないといいな
おう。