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お久しブロッコリー🥦でございます皆様
シルバーウィーク、いかがお過ごしですか?
最近浮上が無かったのは100%こいつを書いてたからです
お許しを🙏
政治的意図、戦争賛美✖
旧国○
アメリカ主人公、アメリカ視点のみ
ちょい長め(3000文字程度)
それでも良ければ最後までお付き合い下さい
【 これは、とある書物に記された一人の’’スーパーヒーロー’’の話である 】
「あ~…暇だ…」
窓の外に吹き込む風が肌寒くなり始めていた日の事
(自称)世界のヒーローである「アメリカ」は暖炉の前に陣取っていた
暖炉の炎の揺らめきが部屋の壁に影を落とし、静かな時間がゆっくりと流れている
アメリカはソファに身を沈め、マグカップの中の熱いココアをそっと口に運び、サイドテーブルに置く
「なーんか世界を脅かす悪党とか来ないかな~」
アメリカがそう呟くのも無理はない
ここ最近世界は平和だった。いや、
平和すぎた
この間まで世界各地で戦争や紛争が相次いでいたのに
急に世界が静まったのだ
「まぁそんな時もあるか!」
心のどこかで刺激のない日常に少し物足りなさを感じつつも
この平和が続くことにほっとする自分もいた
「….そういえば今日、何か予定あったような…?」
急に何かを思い出したアメリカは壁に掛かっているカレンダーに目を通す
「何々…?今日の日付は~っと…」
『○月△日 国連本部にて国際会議』
「待って今日会議?!」
アメリカは会議の存在を忘れていたようだ
「Oh my god!!!!」
アメリカは家の中の物をひっくり返すような勢いで準備を始めた
それもそのはず、彼はあと一回遅刻したら国連から雷が落ちることが確定している
先程までアメリカが居たソファには冷めきったココアが置かれていた
国連本部、会議室にて
会議室にはアメリカを除く常任理事国がすでに集まっていた
壁の大きなスクリーンには世界情勢の最新データが映し出されている
「….遅いアルネ(怒)」
「まぁもう少し待ってみては?流石のバカ息子でも34回目の遅刻は無いかと」
「うっわ、数えてんの?流石ブリカス…」
「うるさいですよ。遅刻する方が悪いのです」
「….それに関してはイギリスに賛成だな」
どうやらアメリカは既に33回の遅刻をしているようだ
すると、廊下をあわただしく走る音が聞こえてきた
「ふん、やっと来たアルネ」
そう中国が言っていると会議室のドアがガラガラと音を立てて開いた
「セーフ?!セーフだよな?!」
アメリカは慌てて椅子に腰を下ろしノートパソコンを開いてスクリーンに映るデータを必死に確認し始めた
片手でペンを持ち、メモを取りつつ、時折コーヒーを一口飲む
その動きは落ち着きがなく、まるで世界を救う任務に今すぐ出発しなければならないかのようだった
「アウトですよ….バカ息子」
「…..約束の時間から26.1秒遅れている」
「はぁ?!そんなの誤差だろ!!!誤差!!!!」
「まぁまぁ、遅刻は遅刻だから」
会議室内が一気にガヤガヤと騒がしくなる
(いやぁ、遅刻しなくて良かったぜ)
アメリカが心の中で胸をなでおろしていると
後ろから声が聞こえてきた
「ア・メ・リ・カ・さ~ん?」
「え?」
アメリカが後ろを振り返ると、そこには国連が立っていた…笑顔で
「アメリカさん?貴方、これで何回目の遅刻ですか?」
「え~っと….?」
「え、えっと…その…数えてないよね?ね?!」とアメリカは必死に取り繕いながら
額に汗を浮かべて笑顔を作る
しかし目は完全に焦っており、内心では『やばい、また怒られる…』と慌てていた
(美国、取り繕うのが下手くそアルネ)
「….はぁ、もういいです」
「え?も、もしかして…」
「許してk…」
「アメリカさんには修行に出てもらいま~す!」
「は?」
「えぇっ、修行ってマジで?!」
アメリカの目が大きく見開かれ、口も思わずぽかんと開いたまま固まる
心臓がドキドキと早鐘を打ち、額には冷や汗がにじむ
手に持っていたペンを握りしめ、椅子に座ったまましばらく言葉が出てこない
頭の中で『どうやって断ろう…いや、逃げられるか?』と必死に考えているものの
表情には焦りと困惑が滲んでいた
「….良かったじゃないか」
「いい経験になるよ、アメリカ」
他の常任理事国達は付いていく気が無いらしい
フランスに至っては面倒くさそうな声でアメリカにエール(?)を送っていた
「え、えっと…国連?それって絶対なのか…?」
急に「修行に行け」と言われてアメリカは目に見えて動揺していた
仮にも世界のトップである国連の命令に「絶対か?」と聞いてしまうくらいには
(何言ってるんですかバカ息子…国連さんの命令に拒否権など無いのに…)
「ええ、行ってもらいますよ」
「それでは頑張ってきてくださいね~」
国連はそう言って会議室から出て行った
国連が会議室から出ていくと、残された常任理事国達の間に微妙な空気が流れた
中国は腕を組みながら深いため息をつき、フランスは軽く肩をすくめて書類に目を落とす
イギリスは椅子にもたれかかり、「まったく、あのバカ息子め」と小声で呟く
ロシアは無言でスクリーンのデータを確認し、近くに置いてあったウォッカを口にした
勿論、会議室内でお酒を飲むのは禁止されている
「何ぼさっと突っ立ってるアル」
「国連の命令は絶対ヨロシ」
「…早く行け」
「ちっ….分かったよ、行けばいいんだろ、行けば!」
アメリカは腹をくくり、修行へと出る為に会議室から出て行った
数分後、アメリカは国連本部のい背を向けて歩き出すした
街路樹の葉が風に揺れ、カサカサと乾いた音を立てている
青空にはところどころ雲が浮かび、穏やかな陽射しがアスファルトを照らしていた
遠くから子供たちの笑い声や、自転車のベルの音がかすかに聞こえる
アメリカのなんでもない日常に、何か特別なことが起ころうとしていた
「そういえば修行って言っても何すればいいんだ…?」
すると、タイミングを見計らっていたかのようにアメリカのスマホに一件のメッセージが送られてきた
< アメリカさんには修行の一環として一つの小さな村でモンスターを討伐していただきます >
「….はい?モンスター?」
驚きでスマホを握りしめたまま、アメリカは立ち尽くした。
「モンスター討伐って…本当に現実の話かよ…?」
周囲の街の景色は普段通りで、人々は忙しそうに行き交っている
皆、「普段と変わらない一日」を過ごしていた
「まぁ、国連の命令だし、やるしかないか…」
深呼吸を一つして覚悟を決めると、アメリカはスマホの地図アプリを確認した
目的地は都会から少し離れた小さな村のようだ
車や飛行機で数時間かかる距離で、辺りは自然が多く残る場所らしい
「ふぅ…まずは情報収集からだな」
アメリカはスマホのメッセージに書かれていた村の名前を検索し、現地の状況や伝えられているモンスターの目撃情報を確認し始めた
画面には、森の奥に潜むという巨大な影や、村人が恐れる奇妙な声の記録が映し出される
「おいおい…これ、死んだらどうするんだよ…」
アメリカはモンスターに関しての記録に怖気付いたのか、無意識に一歩後ずさりしてしまう
しかし、「国の化身」ましては、「常任理事国」ともなればそう簡単には死なない体になっている
国連もそれを見越していたのだろう
アメリカは荷物をまとめ、村へ向かう準備を整えた
内心ではかなり緊張している自分に気づきながらも、彼は笑顔を作った
この先、彼にどのような試練が待ち受けているのだろうか
果たしてアメリカは無事に村を守り抜けるのか
不安と期待を胸に彼の新たな冒険は静かに幕を開けた
一回ここで切ります…!
本当は読切にしたかったのですが流石に長すぎました
アメリカ主人公、何気に書いたこと無かったので楽しかったです✨
多分このお話は前編、中編、後編に分かれると思います
続きは…9月中には投稿出来たらなと
最近多忙極めすぎてるのでまた低浮上になります🙏
10月に入ったらまたペースを上げていく予定です
次、皆さんに会えるのは9月中だと願って…!
それでは!
2026年9月19日 まっちゃ
49
たぬうぽぽ🍉🍈
249
#アンダーテール
ちびすけ📺️@イラコン開催中
15,280
コメント
1件
まっちゃさん、第1話拝読しました! 「お久しブロッコリー」から始まる軽やかな語り口に一気に引き込まれました。自称ヒーロー・アメリカの「暇だ〜」からの遅刻癖、国連に修行を言い渡されるところまで、テンポ良くて楽しかったです。常任理事国たちのツッコミ(特に中国の「アルネ」やイギリスの「バカ息子」呼び)が絶妙で、思わず笑いました。モンスター討伐って…ここからファンタジー要素が入るんですね!続きがすごく気になります。9月中の更新、楽しみにしてますね🌷