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Q視点

ある日、なんの変哲のない夏の日に異変は起きた。

僕はおらふくんとご飯を食べた帰りに、くだらない話をしながら歩いていたんだ。

交差点を歩いてるとき、ふとこちらを見た彼が目を見開いたときまでは。

「おんりー!」


僕がおらふくんの腕に突き飛ばされた瞬間、目の前をトラックが横切った。一瞬何が起きているかわからなくて、宙を舞う白い髪の毛をただ見ていた。

「…おらふくん?」

ただ一言、そう呟くのが精一杯だった。

周りの悲鳴が他人事のようにぼんやりと聞こえる。

遠目でも君の輝く白髪が赤く染まっているのがわかったけど、その事実を否定したくて目をそらした。

けれど君の匂いと血の鉄臭い匂いが混ざりあって、思わずむせ返る。耳にトラックのブレーキ音がこびりついて離れない、突き飛ばされた感覚が残っている。

目を使わなくても他の感覚がこれが真実だと教える。

「い、やだ 死なない、で」

自分の声に聞こえないほど掠れた声がでた。僕の小さな呟きは周りの喧騒に溶けて消える。叶うはずもないそんな願いを言っても仕方がないことはわかっていた。

ねえ、起きてよ、いつものように冗談だって笑って見せて。きっと今、自分は酷い顔をしているんだろうな。そんなときは横にいて話を聞いてくれたよね。

笑ってくれなくてもいいから、何も話さなくてもいいから、ただ横にいて欲しかった。


もういちどあの日々に戻りたい。昨日までは当たり前だったあの日々をもう一度したい。


ああ、視界が眩んで行く。これは涙のせい?それとも…


人物紹介~(*σ>∀<)σフウウウウー!!(空気読め)

主人公 おんりー

ある日大好きなおらふくんが目の前で死んでしまってからループに巻き込まれる。ループを脱け出すため奮闘中。

おらふくん

おんりーの好きな人。ループするたび記憶が消える。いつも笑顔で底が知れない。



こっからお話関係ないよ

今回表紙も自分でかいてみました!中一が書いたものなのでだいぶ下手です。お話やイラストの感想、アドバイスどんどんください!

表紙


ほんとはおらふくんも表紙にいれたかったけど力尽きた…

初投稿なので文がちょっと変かもしれないけどごめんね(´。・д人)゙

優しく見守ってくれると嬉しいです!

眩む陽炎に願いを込めて

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