この作品はいかがでしたか?
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こんにちは。斜鈴です!前に出した作品の方で挨拶してませんでした。まだあまり慣れてはいませんが、是非読んで、コメントしてって下さい☆
私の武器、鉛筆。筆記用具。
カンカンカンカンカンカン 鉛筆の走る音。
(あーヤバい、昨日ちゃんと勉強しとけば良かったぁ…)
私は鉛筆を垂直に落とす。
「今日のテスト疲れたぁ。あの問題、大人になってから絶対、絶対使わん」私の友達が言う。
「今日勉強会する?」
「いいよ!じゃあ役場集合な!」
今日は、11月20日。
(学力には自信あったんだけどなぁ)
今は三時五十二分。下校中。 僕は、あんな約束しなきゃ良かったと思った。クラブが五時から始まるから、四時半に、学童に居る一つ年下の友達を迎えに行く。
(まともに勉強できるのは、十五分ってとこか。)
面倒くさ。
僕は、垂直に鉛筆を落とした。 二つの道が見えた。鉛筆は右の道を進める。
僕には、不思議な力がある。偶然かもしれない。何時もそう思うが、従う。目を閉じて僕が倒す、鉛筆に見立てた自分の色々な混ざりあった心。其は、今の僕がやりたいことの最短ルートを教えてくれる。ただ、其が何時も正しいとは限らない。けれど僕を助けてくれる。
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