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ッスー…

はい、続きます。







Latte side




今日は待ちに待った軍学校への入学日。

私が今いるK国は、男女関係なく希望したものは軍学校へ入れる。

家が貧乏だったり、親と過ごすのが辛い、という人達が多く集まる。

それもそのはず、この軍学校に入る年齢は普通でいう中学校と同じ。それなのに寮生活となり、6年間同じ人達と過ごすことになるからだ。


まぁ私は家が貧乏な訳でもないし、親とは話さないが暴力を振られることもない。


でも私は軍学校に希望して入った。

何故かと言うと





戦うのが好きだからだ!!






俗に言う戦闘狂です、はい。



lt「ふぅ…よし!」


パチン、と頬を叩き、大きい門をくぐる。

これから入学試験が行われることになっており、試験場へと続く道にはたくさんの人で溢れていた。

その人の波に流されるように進んでいくと、とても大きく、天井がない広場のような場所に着いた。


入ってきた目の前には人が立つであろう足場があった。




















飛ばして試験








恐らく試験開始時間になったであろう。

会場には万を超える(と思う)人がいた。


そして恐ろしいほど静まり返っていた会場に、大きな声が響き出した。

その声は不安とともにどんどん大きくなっていく。



?「……お静かに」



細く、でも力強く凛としている声が聞こえ、会場はすぐにシーンとした。


?「…みぞれさん、マイクを。」


?「はい、どうぞ」


?「……諸君、今日はよく集まってくれた。私は貴方達を歓迎する。

ああ、申し遅れました。私は生徒会長、めめんともりです。

今日集まった人達の中には、親のコネで筆記試験などを突破した奴らも多くいると見受けられますね。


ですが、ここは戦場に赴くために学ぶ場所。

親のコネで入学を試みるなんて言語道断。

ここは実力主義。有名な貴族でも、いくら金を持っていても関係ない。今日は精々頑張ってください。


ここにいる人達の半分は入学してくれることを願っています。」





人が多すぎて、声と生徒会長が言葉を締めくくったのだけはわかった。

そして私は、内心



え?!生徒会長があんな事言っていいのか?!


という気持ちと


生徒会長かあの人でよかった!コネで入ってくるやつはいない方がいいしな!


という気持ちが争っていたため、次にすることを連絡していた声が聞こえていなかった。


ここでちゃんと聞いていれば。何回後悔しただろうか。そう、後悔していることとは



?「ねぇ、今の話聞いてた?もうみんな動いてるけど」




この話しかけてきた水色の髪をした男だ。


ここで話しかけられなければ、話さなければ…と後々後悔することを知らない過去のLatteは普通に返事をした。



lt「え…?あ、すいません、聞いてなかったです、教えてくれませんか?」


?「あ、やっぱり?俺、ウパパロン。この後色々やって力調べるらしいです。どうせ行くなら一緒に行きましょ!」


そうにこやかに名前まで教えてくれるウパパロンさん。

第一印象は優しい人、だった。


lt「ありがとうございます……私、Latteです。」


up「Latteさんか。同い年だし、タメでいいっすよ!」


lt「そう言ってる貴方も敬語じゃないですか…。お言葉に甘えて、タメでいきますね」


人見知りはしないタイプだったので、普通に話しながら歩く。地味に背が170cm以上はあるであろう男に無理矢理歩幅を合わせて小走りで歩く。


その事に全く気付かない…いや恐らく気付いているが気づいていないフリをしている男に内心悪態をつく。


クズ男か…?


lt「…気付いてますよね?」


思い切って聞いてみた。


up「!…ほぉ、気付きますね」


やっぱり私の事を試していた。


lt「…カスだな」


ついつい出てしまった言葉。かなり小さかったはずなのに、地獄耳なウパパロンさんは驚いた様子で口を開いた。


up「え?!言いますね…いいですねそういう感じ!」


lt「え、ドMですか?」


up「いや違いますけど!?」



不本意ながら、本当に不本意で気が合うかもな、と思った。何故かこの人とはたくさん話せるだろうな、とも思う。まぁ謎の対抗心は生まれてきたが。


そんなこんなで、少し離れた場所にあった運動場?の様な場所についた。


「…集まったか。これから、特別に用意したコースをクリアしてもらう。

コースには障害物が沢山ある。それらを避けながら走り抜けろ。

一度に20人ずつ走っていく。コースをどう走るかも審査員が詳しく見ている。怪我をしないように精々頑張ってくれよ。」


まぁまぁ位が高そうな人が大きく話した。

勝手に隣に並んでたったウパパロンさんが小声で話しかけてくる。


up「見てあれ。結構障害物ヤバそう…」


小さく指を指した方向を見ると、確かにやばそうな障害物が沢山あった。


lt「うわ、ホントですね。貴方大丈夫なんですか?」


up「いやそっくりそのまま返しますよ。俺は余裕。」


と本当に余裕そうな顔をして答えたウパパロンさん。

普通にムカついたので1発殴っておいた。


後ろで、は?!や、なん…なに?!という声が聞こえてきていたが、無視して自分のレーンにならんだ。


















ふつーーに続きましたね…。

ハートありがとうございます、!励みになります!


ということで、今回は軍学校に入学、という感じです。結構好き勝手書かせていただいております。


そしてこれからはしっかりと年齢表現があります。年の差は完全に捏造、妄想です。


いやぁ、ここからどうするかぶっちゃけまだ決まってません。まぁ矛盾点もいくつか出てくるとは思いますが、その時はコメントで教えて下さると嬉しいです。


あと毎回夜遅くに出してすみません!!




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