テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
《エッセイ》
「ババアになったからこそ派手にしても何も気になら無い」という内容の文庫本を買った話しを書いた。しかし作者のババアシリーズは女の五十代からある。
佐藤愛子さんは「その時が来た」で、今まで男性から振り返って見られたが、何も注目されなくなった時がババアだと言っている。
女性それぞれに老化を「いつ」と決めている人がいるが、佐藤先生の言い分は「体型が変化した時」では無いか。
この問題に関して、個人的には卓越した意見がある。私は高校生から考えていた。大人が(あの人は老けた)とか(年は取りたくない)と言っているのは、ほぼ『外見』で有る。
ミドル、シニアと付き合わなければならなかった学生時代、彼女たちのアタマの中は小学生並みだと思った事が万度あった。くだらない事にこだわり、直ぐに上下で考える輩で有る。私は(ああはなりたくない)と思った。そして年相応の外見をしたいと思った。外見に関して、およそ高齢者と見える女性が半ズボンにサスペンダー、ベレー帽を身に着けていたのを見た時に、子供服とは段違いの高級品とは判るが、彼女は幼く見せたいのだと思った。何故だろう!? 彼女から見たら私こそ、ババアの割に金もかかってないファッションで恥ずかしいと思うのだろう。
見解の相違は永遠のテーマかも知れない。