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シュメール
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#日記
QuartoMew
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「色んなSNSに、全部同じ名前で投稿してるけど、名前変えた方が良いのかな?」
i4が、ベッドで寝転がりスマホをいじりながら、4iに質問を投げかけた。
4iは、本から顔を上げる。読書の邪魔をされて不機嫌になったのだろう。少し不貞腐れたような顔をした。
「知るかよ……そもそも君、色んなSNSで同じ名前使ってるよね?」
「そうだね、Pixiv Sketchが主な場所で、他にも、Pixivでしょ、YouTubeでしょ、Teller Novelでしょ。……4つかな?」
「それは多い……のか?」と4iが聞けば、「分かんなーい」と呑気に答えるi4。相変わらず、スマホから目を離さない。
4iは本を閉じ、少々考え込んだ。そして、口を開く。
「他の人に、そのSNSをやっていることを知られたいか、知られたくないかで話が変わってくる気がする」
「どういうこと?」
i4は少し興味が出たらしい。スマホを置き、体を起こした。
「例えば君、Pixiv SketchでTeller Novelを始めたこと言った?」
「まだ言って……ないね」
「それは何故?」
i4は、うーんと頭をひねる。
「……ちょっと小っ恥ずかしいというか、なんというか……えーっと、えーっと……」
あまり理由は浮かばないようだ。単に浮かばないからではない。その理由が、i4にとって「良くないもの」だからだ。i4にとって「良くないもの」は、全て4iが知っている。
「まぁ言ってしまえば、あまり知られたくないんだよね?」
「そー……かも……? 元から気になってはいたSNSだけど、始めたのは、お友達の投稿がきっかけだし……」
i4は、うーんと唸ってばかりだ。
本当にコイツ、良くないことは何一つ知らないんだな。
4iはそう思いながら、さらに尋ねる。
「YouTubeを始めた時は言ったよね。それは何故?」
「見てもらっても恥ずかしいものじゃないし……見てもらいたい!」
ぱっと顔を輝かせたi4に、「承認欲求に正直だこと」と漏らしてしまう。
「何か言った?」
とi4が聞き返せば、
「なんでもないよ」
ととぼけた。
「まぁ、そういうことだよ。見られたいか見られたくないか。それだけの話。見られたくなければ、名前変えたら?」
「うーん……でも、名前気に入ってるんだよね……それに、名前被るの嫌だし……」
「強欲だなー……でも同意するよ。ボクも、名前は変えたくない」
意見が合致する。当たり前だ。同じ人物なのだから。
「じゃあいっか」
i4がそう言うと、
「変えたきゃ変えれば良いだけだよ」
と4iも頷いた。
コメント
3件
あー、すごく良かったです……! i4さんと4iさんの会話、なんだか自分と自分の内側で話してるみたいでぐっときました。「見られたいか見られたくないか」って基準、すごくシンプルだけどすごく腑に落ちるというか。私も同じ名前で複数SNSやってる身なので、ちょっと身につまされました(笑)。名前気に入ってるから変えたくないって気持ちもすごくわかるし、最後の「同じ人物なのだから」って台詞が静かに沁みました。次、どうなるんだろう……二人の関係性、もっと知りたいです。