テラーノベル
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yaur
ya視点
ただ、廊下ですれ違っただけ。
それだけなのに、つい目で追ってしまう。
yan「…」
クラスメイトと笑いながら歩く後ろ姿を眺める。
どんな瞬間も俺には魅力的に見えて、目が離せない。
yan「ur~!!!」
ur「ん」
いつも教室で漫画を読んでいるurを廊下から呼ぶ。
ur「おせぇ」
yan「ごめん!」
こんな時間まで俺を呼び止めた先生を恨む。
yan「待っててくれてありがと! 」
ur「うん」
可愛い。
俺より1個上なのに、俺より少し背が小さい。
urは変わらないって言い張るけど、urは俺と話す時はいつも見上げてくる。
そんな所もすっごく可愛い。
yan「ur、大好き」
ur「…」
俺が大好きって言うといつも少し黙る。
その間にちょっとだけ期待する。
ur「…」
今日はurの様子がいつもと違う。
いつもは何も無かったように流すのに、今日はずっと黙ってる。
yan「ur?」
ur「…なに」
yan「大丈夫?」
ur「うん、行こ」
そう言ってurが前をスタスタと歩く。
もう少しだけ、期待してみよう。
yan「urも俺のこと好きでしょ」
ur「違うし」
yan「ほんと?」
ur「…うざい」
ほんと、urは可愛いな。
これからもずっと大好きだよ。
ur「~~~…」
yan「ん?何か言った?」
ur「何も言ってない」
yan「ふ~~~~~~~~~ん?」
ur「うざい!」
可愛い、ほんとに。
俺も好きだよ、ur
ur「ちょっとだけ、好き」
コメント
4件
はあああん 😘😘😘😘 もうえぐいな 書き方 もうだいすき 😼😼😼 天才 すぎるな 🙀🙀🎶
はあ すき です っ 😭😭😭😭