テラーノベル
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yaur
yan視点
yan「ur!!」
ur「何だよ」
いつも一緒の帰り道。
最近はもっと一緒に居れる時間が増えた。
ウザそうにしてるけど、なんやかんや一緒に居てくれる。
そんな所も大好き。
yan「大好き!!」
ur「俺も」
yan「え…?」
ur「…んだよ、」
yan「え、い、いい、いま、何て…?」
ur「何も言ってない」
yan「嘘だ」
ur「…じゃあな」
yan「ぇ”…」
振り返らず、いつもより大股で歩を進めるur。
俺はurをいつものように追いかけた。
ur視点
いつも通りの帰り道。
俺の隣を歩く生意気な後輩。
いつもゲームの話だったりを楽しそうに話す姿を微笑ましく見る。
yan「~~でさ!」
ur「その話2回目」
yan「え、覚えててくれたの?」
友達との話、忘れるわけないだろ。
ur「…まぁ」
yan「えへっ、嬉しい」
すぐそうやって、気持ちを素直に伝えてくれるところ、好きだな。
あれ、俺また好きって…
俺、やっぱりyanのことが
好き、なのか
そりゃ、毎日のように言われてたら意識するよな
yan「大好き!!」
うん、知ってる。
ur「俺も」
うわ、なにこれ恥ず…
こんなやつ、恋愛対象外のはずだったのに
お前が、毎日好き好きって言うから
俺も、好きになっちゃったじゃん…
ur「じゃあな」
yan「ぇ”…」
さっさと帰ろ。
yan「ま、待って!!」
混乱したような顔で俺の腕を掴むyan。
yan「今俺もって言ったよね!」
ur「…言ってないし」
ばか。
1回でちゃんと聞き取れよ。
yan「ur、だ~いすき!!」
ur「…あそ」
yan「俺も、は!?」
ur「うるさい」
俺の顔が赤いんじゃない。
夕日で赤く見えるだけ。
yan「俺と、付き合ってください!!」
毎日聞いてる告白。
いつも軽く流してた告白も、今日は流そうなんて思わない。
ur「うん、いいよ」
多分俺、ずっと前から好きだったよ。
けど、気付かないふりしてた。
ちょっと、怖かったんだよ。
もし俺がいいよって言ったら、もう終わっちゃうんじゃないかって、
でも、大丈夫だって分かってる。
yanの顔を見れば分かる。
yan「やっっっったぁぁぁぁぁあ!!!」
ほんと、バカみたい
何で俺、気づかなかったんだろ。
こいつの目には俺しか映ってないし、
俺の目にもこいつしか写ってなかった。
ずっと前からそうだったのに。
ur「そんな喜ぶ?」
yan「だってえぇぇ…」
俺に抱きつきながら大粒の涙を流すyan。
世界一可愛くて、かっこいいyan。
ur「だいすきだよ」
yan「うぅ”…俺もぉぉお!!!」
俺が思い描いてたような恋愛じゃないけど
少女漫画なんかよりも、ずっといい恋愛だと思う。
お前は、俺の恋愛対象だったよ
最初っから
コメント
14件

好きすぎて心肺停止したんですけど
なんか好きすぎて涙出てきましたどうしてくれるんですか🥲🥲🥲 すきです꒰ᐢ⸝⸝´ඉᯅඉ⸝⸝ᐢ꒱💕
インフル酷くなったんですけどどう責任取るんですか!!!????!