⚠メンバー 桃、赤、紫、橙、黄
⚠1話完結、連載の一話目とは繋がってません
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紅赤side
えーっと…今日は、、
海苔の佃煮ご飯、豚汁、サラダ、焼き魚…か
あ、あと牛乳ね
んー、佃煮は無理かな〜?
牛乳はどうだろ?
赤「桃ちゃーん、今日どうする?」
桃「んー、ご飯は上要らない」
桃「牛乳もいい」
桃「後は大丈夫。」
赤「おっけー」
橙「じゃあ俺桃ちゃんの牛乳貰う〜」
赤「はーいw」
桃ちゃんはいわゆる偏食持ち
牛乳はほぼ無理だったんだけど、最近は飲める時は飲む事が増えてきた
今日は無理っぽいけど。
ご飯も白米とか麦ごはんとかは大丈夫らしいけど、
ふりかけや今日みたいな佃煮とか、上にかける系をかけちゃうともう無理なんだって。
こないだリクエスト給食のリクエスト募集の時に白米って書いてたり…笑
今日は出てないけど、
フルーツ系はほぼ食べれなくて、残すと、基本橙羽くんが食べてくれてる。
感謝(*´ー`*人)
他にも桃ちゃんは潔癖系も持ってて、
パンとか給食当番が手で配る(ビニール手袋と消毒はしてる)ものは食べれないときが多い
時々普通に食べるから不思議だけどw
よく、好き嫌いだって言われる…
でも桃ちゃんは小学生の時、給食なんて一口も食べれなかった
こんなけ食べれるようになった事、成長してる事にも目を向けて欲しいんだけどなぁ…
キーンコーンカーンコーン
5限目は美術か。
黄「紅赤ッ!美術行きましょ?」
赤「いいよ〜」
ちらッ…
桃「橙羽〜行こうぜー?」
橙「ちょっと待ってやw」
橙「桃ちゃん早いねんw」
5限目 美術室〉
普通の、いつも通りの美術だと思ってたんだけどなぁ…
黄「ねぇ紅赤、これ全ッ然上手く描けないぃ」
赤「ふふッ笑」
黄ちゃんずっと言ってるw
赤「上手に描けてるよ?」
黄「描けてないんだよぉー」
黄「どうすれば上手く…」
びちゃッ…
女子「あッッ…ごめんなさいッ」
ん?
桃「ッ”?!」
勢い良く、学ランを脱ぐ桃瀬くん…
女子が持ってた水が桃ちゃんにかかったんだ…
あららぁ…
どうなるかなぁ?
女子「ごめんなさいッ…」
女子「大丈夫ッ、ですか…?」
橙「………」
橙羽くんは桃ちゃんの学ランを美術室にあるドライヤーで乾かしてくれてる。
桃 「ッッ……大丈夫ッ、ニコ」
女子「いやッ…でも、、」
桃 「本当に大丈夫ですッ……」
桃 「……ッ…」
桃「ッもういいよ…」
バサッ(橙羽くんから学ランを取る)
桃「学ランくらいすぐ乾くし…」
橙「あ、そう?」
桃「トイレ行ってくる…」ガラガラ…
橙「はーい、」チラッ
橙羽くんと目が合う
赤 コクッ
橙 ニコッ
赤「黄ちゃんごめん」
黄「大丈夫です、行ってあげてください」ニコッ
赤「ありがと…!」ガラガラ…
赤「桃ちゃーん」
桃「ッッ……」
今にも泣きそうな目でこっちを見てくる
赤「屋上…行こっか、?」
桃「ん…ッ」
屋上〉
桃「………ッッ」ジワ…
赤「もう我慢しなくていいよ…」
赤「俺以外ここに居ないから」
桃「ッ……あ”ぁ”ぁ”ッ」ポロッ
桃「う”ぅ”、、ッ…ぁ”ぁ”あ”ッ」ポロポロ
赤「………」サスサス
桃「俺”ッ…俺のッ」ポロポロ
赤「うんうん…」サスサス
桃「学ランッ…が”ッ、、」ポロポロ
赤「濡れちゃったね…」サスサス
桃「あ”ぁ”ぁ”ッ…」ポロポロ
赤「………」サスサス
赤「紫ーくん呼んでこよっか…」サスサス
桃「んッ…」ポロポロ
桃ちゃんはかなりこだわりが強い…
今日のように、学ランが濡れたりしたとして、その学ランを着ることは桃ちゃんは許さない
例え洗濯したとしても、多分桃ちゃんは着ないだろう
そして、桃ちゃんは自分の学ラン以外を着ない
俺や橙羽くんの学ランでさえ着れない
(ま、俺のはサイズが違いすぎるけど…笑)
紫ーくんは桃ちゃんのお兄ちゃん
桃ちゃんの事をめっっちゃ知ってて、
家での食事で桃ちゃんが食べれない物は1回も出てないらしい…
すごいねぇ…笑
トントン…
先生「はーい?」
赤 「紫ーくん居ますか?」
先生「ちょっと待っててね〜」
先生「紫呉くーん」
紫 「はい?あーはいw」
赤「授業中にごめんね…」
紫「何かあった?」
赤「桃ちゃんの学ランに水がかかっちゃって…」
紫「あららw」
紫「ちょっと待って、」
紫 「先生〜ちょっと弟凄いことなったぽいんで行ってきまーす」
先生「は〜い」
赤「ごめんね…」
紫「大丈夫、古文嫌いだから感謝しかないw」
赤「古文俺も嫌いーw」
赤「何で今を生きてるのに昔のよく分からん文を読まなきゃなんだ!…って感じ」
紫「ふふ笑」
紫「桃瀬くーん」
桃「んッ…」グスッ
紫「水かかっちゃったの」
桃「ん…」ポロッ
紫「ごめんなんだけどさ、」
紫「今日、桃ちゃんの着れる学ラン着てきてないんだよね…」
桃「んー……」
桃ちゃんの着れる学ランとは、
紫ーくんの学ランでさえ着れない事が多い桃ちゃんのために
紫ーくんが桃ちゃんに慣らせた学ランが1つあって、
こういう時のために、紫ーくんが時々着てきている学ランの事
でも最近はそんな事無かったから普通の紫ーくんの学ランを着てきちゃったっていう状況
桃「じゃぁ…いい」
桃「普通に俺の学ラン着る…」
桃「あと1時間くらい我慢する…」
桃「どうせ部活で帰りは着替えれるし…」
桃ちゃんのこだわりは我慢で解決出来るものでは無かったんだけど、、、
最近はすっっごい成長してるなぁ…って感じる
それは紫ーくんも同じみたい
紫「………」ニコニコ
赤「さーてッ!」
赤「6限目は俺ら古文だぜー?」
桃「最悪…」
桃「俺やっぱ学ラン着ないでここに居ようかな」
赤「だめだよw」
赤「いや、ありか?w」
紫「だめですー!」
紫「ちゃんと授業を受けてください!」
赤「紫ーくんだって、今!なうで古文サボってるじゃん!」
桃「はぁ?」
紫「いや、俺はさ?その…桃ちゃんが、、」
桃「言い訳ですか?紫呉さん」
紫「んーもう!じゃあみんなでサボる?」
赤「サボるー!」
桃「サボるべ」
こだわりの強い桃ちゃん
𝐸𝑁𝐷
どーも!空でーす
実はこれ友達をテーマにした作品なんです!
僕の友達にこの桃ちゃんのような偏食や潔癖持ちの子がいて、
この前、美術の時間に水がかかっちゃって、軽く暴れてたんですよねぇ
文字にするとあ”あ”あ”になりますけど現実はそんな酷くは無かったんです、
でも普段そういう子じゃないのに結構涙目になってて…
心配なんですけど…
めっっちゃ不謹慎な感じの事言うと、
体調不良とか今回のとか、普段とは違う弱ってるところとか、テンション上がっちゃうんですよ((
なのでこれを推し達に変えたらもっといんじゃね?って事で書いてみました!w
はい、以上ですw
この作品を読んでくれてありがとうございました!!