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部活の先輩の妄想

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部活の先輩の妄想

21 - 第21話・両片思い

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2024年09月07日

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「」k先輩

『』m先輩

[]k先輩のお友達

この話しばらく更新してなかったのに今気づきました。

ここでのk先輩のお友達は部活動生ではないクラスメイトです。帰宅する道が一緒です。

本来m先輩とk先輩の帰宅道?逆方向なんですよね、、、。

両片思い。


m先輩視点

、、、。最近kと話せていない。

理由は分かりきっている。

部活を引退したからだ。

kと話す接点というのは部活関係が多かった。

廊下であったら部活の話で盛り上がったり、その後雑談タイムが入る。

しかし、その部活がなくなったため話すことがなくなるのだ。

LINEとかだと話すこともなくはないが、それでも会話する頻度は少なくなった。

隣のクラスにkがいるため、余計に悲しい。

俺の片思いは実るとなく消えていくのだろうか。

、、、やだな。

とも思いつつ、行動できない日々が続き、とある日、目にすることになる。

「〜〜w〜〜!!」

[〜〜?〜w〜〜!!]

隣のクラスのあいつ。

俺も名前を知っていて、一年の頃は仲が良かったあいつ。

家の方向は真逆で一緒に帰ることはなかったが、よく会話していたあいつ。今は違うクラスとなってしまったため会話はしていない。

そんなあいつと、kが。

一緒に帰ろうとしていた。

笑って、楽しそうに。

メガネをかけたkは部活の時よりも真面目っぽく。可愛くなっている。

『(いいな』

なんて思っていても一緒に帰ろ。なんて言えない。

家の方向が違うんだから。

【m?どうかしたんか?】

偶然隣にいた同じクラスのあいつ。

ずっと立っているのを不自然に思い話しかけてきたのだろう。

『そういや、社会のワークやってないことに今気づき絶望なう』

【wwお疲れ〜ww】

誤魔化せただろうか。

この嫉妬心を。

醜い子の心を。

君には似合わないこの汚く、醜い心。

あぁ。

君には一生届くことがないだろうこの思い。

この思いは届かなくていいから。

『好き』

の一言だけでもいいから。

受け取ってくれないか?




最近mと会話してないな。

とふと思う。

部活動生であったうちは部活のことで盛り上がっていたりしたけれど、受験生だったり、部活を引退したことも重なり、会話することはほぼなくなった。

あると言えば朝の挨拶くらい?

仲の良い友達が一人減ったような気持ちになり悲しくなる。

でもmは気にしてないんだろうな。

自分は友達に嫉妬をするタイプである。

誰かと話していたらモヤッとする。

女子男子問わず。全員に。

嫉妬深い俺。

こんな俺が友達だったら嫌だよな。誰でも。

だからこの気持ちを隠している。

でも、m。

俺お前と話してる時間が一番楽しくて、笑顔になれていた瞬間だと思ってたんだ。

だからすごい寂しいよ。

受験が終わったら。

どっかの静かなカフェで話そう。

LINEでは繋がっているんだ。

話そうと思えば話せる。

その時までには。mに対してのこの変な胸の高鳴りの正体を知っていたい。

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