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テラーノベル(Teller Novel)
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みんな俺の敵なの、ここにいても俺は1人なのか。

俺はずっと 、、












「松野は、んな事しねぇ。」






そんな声が聞こえた。その声にみんな目線を向けた。

伍番隊副隊長だ。その声がどれほど嬉しかったか。

「は 、るちよ 、く、泣」

「場地のことを一番に尊敬していたやつがんな事するとは思えねぇ。

しかも、千冬は忠誠心が強い。」

「お前らも知ってるだろ。千冬も、場地も互いが大好きだってこと。

壱番隊のヤツらがいちばん知ってるだろ。

千冬は、純粋だ。まだ餓鬼なんだ。そんな奴が、殺すか??俺は到底そうとは思うことが出来ない。」

そんな彼の意見を皆は納得した人もいた。しかし、

それでもやはり簡単には人間の思いは変えられないよだ。

「そんなこと言われたって、」

「なんで伍番隊の副隊長がそう言える!?」

「見てもなかったくせに」

「春千夜くん 、、いいよ、、もうやめてください、」

「千冬 、、」

武道は俺を見て、心配そうな顔を浮かべていた。

「黙れお前ら!!!!」

ドラケンくんが声を荒げた。その声で皆喋るのを辞めた。

「まだ 、マイキーは喋ってる。」

「…… お前ら、千冬が怪しいと思うのも仕方がない。

その場に関係していた人物だから。

そして、千冬の犯してきた罪も、俺は分かってる。

さっき春千夜に言ったよな?その場にいなかったくせに。って、

場地と千冬はお前らよりも先にいた。

何があったのかは、千冬と、場地しか知らねぇ。

お前らも同類だ。」

正当を言われ、皆口を閉じざるおえなくなった。

「松野千冬 !!」

名を呼ばれ、彼の方に目線をやると、彼はいつも通りの冷静な目で俺を見ていた。

「 お前は 、場地をやったのか?」


全員が俺へ目線を向けた。違う。そう言いたいのに、

声が出ない。

「ぁ 、、あ 、、」

声がなんで出ない。疑われる可能性もさらに上がってしまうというのに。

お前は何も悪くないから 。

疑われちゃって馬鹿みたい。お前は過去のことをいちいち言われてるんだ。可哀想に 。

こんな奴ら殺せばいいんだ。お前は昔から、

゛誰も要らなかっただろう ? ゛

一人で十分だろう?今までそうだったじゃないか。

「松野千冬。今話せ。何があったか。」

「千冬、今言わないと、」

「千冬 ?ねぇ、千冬、言うんだ。」

「千冬、話すんだ。」

お前は悪くないだろ?辛いよな。こんなヤツらに見られて。イラつくよな。殴りたいよな。

こっちを見るな。話けるな。何も喋るな。呼びかけるな。

「千冬、なぁ、早く。」

「松野千冬!!早く言え!!」

「なぁ、松野がやったんじゃねぇのやっぱりさ、」

「おかしいよな、」

イラつくだろう?憎いよな。悪くないのにな。

殺したいほどに。殺せばいいんだよ。終わらせればいい。

もう喋るな、俺は殺してない、殺してないんだ

そうだ。お前は殺してない。お前は殺してないのにこいつらはお前が悪いって言ってんだ。

おかしな話だ。濡れ衣をお前は着させられている。

「千冬いい加減にしろ!!落ち着け!!」

「今話さなければお前は犯人としての目線で見られるぞ!!!」

ちゃんと見ろ。殺せばいい。大丈夫。俺がついてるから。

もう離さないでくれ、もう構うな。うるさい、うるさい、うるさいうるさいうるさい 、

「千冬 !!」

「なぁ、あいつさ、」

「千冬!!ちゃんと言って!!」

「千冬 ?今話して、今、この場で」

もういいだろ。やっちまった方が早い。

逃げよう。逃げろ。もうこの場にいる必要なんてない。

「千冬!!!おい!!聞いてんのか!!」

「いい加減にしろよ!!」

「ふざけてんじゃねぇぞ」

「  ゛人殺し ゛ !! 」

足を動かせろ!!家に帰ればいい!!もう戻ってこなくてもいいんだ!!

うるさいうるさいうるさいうるさいウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイ、、


あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!



「 う゛る゛さ い゛ !!!」




その言葉で 、みんな、静まり返り、

その目は、ゴミを見るような目をしていた。


「俺は殺してなんかない!!!

場地さんを尊敬していたのに!!!

なんで、なんでそんなこと言われる筋合いがある!?

何も知らないくせに!!!勝手に好きかって言ってんじゃねぇ!!

もう誰も構うな !!! お前らなんて


仲間だなんて思いたくもない !!」



はっとした。なんでこんなことを言ってしまったんだろう。口を抑えた。なんだこんなことが言えてしまうのだろう。


それでいいんだ。お前が正しい。



あぁ、もう、まただ。


上手くいかない。




三ツ谷くんは俺の胸ぐらを掴み、

殴り込んだ。


「何が言いてぇ?お前は。ふざけてんじゃねぇぞ。

今は真剣な話してんのがわかんねぇのか、

なんださっきの発言は  !?!?」



「  俺が殺した   そういえば良かったんですか、? 嘘でもいいから、俺が人殺しになったとでも言えばよかったんですか、?」

「んな事誰も言ってねぇだろ!?」

「アンタは何も分かってない!!!!」


「  ……信用して欲しかっただけなのに。  」

俺はその場を立ち去った  。






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コメント

7

ユーザー

はぁぁあぁ?????隊長、副隊長、壱番隊が1番わかってるくせによなにやってんだ。仲間なんだからちとは信じろよモブ(?)

ユーザー

千冬が可哀想だよ!!!誰でもいいから救ってあげて!

ユーザー

1コメ!千冬ちゃんは✘‎してない!!! そうに決まってる!!!

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