ワープ。
それは物理学者たちの夢だ。
ただし不穏な説もある。とあるネコ型ロボットのドアの話だ。
扉をくぐると別の場所にワープする。そのドアの構造は、人間を原子レベルに分解して別の場所に再構築するというものだ。もちろん記憶のデータも含めて。
……再構築されたそれは自分と言えるのだろうか。
だが実際にワープしてみると、そんな些細なことはどうでもよくなった。
自分たちはカジュアルに偉大なことをなしとげた。
「かぼちゃを持ってワープしてきたなんて貴重な体験だぞ」
光り輝く教会の塔が見えた。最初の街だ。
「かぼちゃ要素なくても稀有ですよ。それよりいつまで抱きついてるんすか」
かぼちゃを抱えた海月がうんざりとしている。
こいつはワープ二回目のベテランなのだ。
「一瞬! ふわっとしてばって感じ*************************
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