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2023年12月02日

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「もう疲れたんだよね。」


肌寒い風が、肌に当たる。


空には憎たらしいほど綺麗な色たちが浮かんでいた。


自分よりも数百倍綺麗だった。



「楽しかったなぁ」


いま紡いでいる言葉には意味があるのだろうか。


でもまぁ、投稿するし、意味はあるのか。


現状報告じみた言葉だけど、きっと見てくれる人はいると信じている。


「大丈夫かなぁ」


発した言葉は、その場には誰も居ないのだから、虚空に消えていく。


割と声は通る方だと思っていたので、消えていって少し悲しい。


だが、貼り付けた笑顔に、「悲しい」の感情はいらないだろう。


だんだん書いている言葉がぐちゃぐちゃ子供のような感じになってしまう。


でも、この文章を見直したり、推敲することなんてもうないだろうから、気にしないように言葉を紡ぎ続ける。


何がしたいんだろう。


こんな疑問がずっと残っていた自分には、何ができたのだろうか。


神様は、俺のしたいことを叶えてくれるわけじゃなかったな。自分が伝えたいことを素直に伝えられる、分かりやすく言える脳みそはくれなかったんだよな。


神様を信じてたわけじゃないけど、遺伝子があるから、運命はあると思う。


その運命を決める確率が、自分に味方してなかっだけ。


そう思いながら、だったら確率違いのことをしてるな(笑)と嘲笑しておく。


きっとこれが1番綺麗で最期の笑顔だから。


「やり残したことたくさんあるな〜」


中途半端な言葉たちの行方はどこになるのか分からない。


終わらせなかったことなので、批判が飛んで来るかもしれない。


でも、どうせそんなコメントなんか見ることないようになるのだから、どうでもいいのか。


「ここに置いとくね〜っと」


あいつらはきっとこの投稿を見てくれているだろうから、謎にLINEに数字を送り付けて置く。あと写真。


きっと意図がわかってくれるはずだから。


この後どうなるのかな。


見切れなかったみんなのストーリーが、今後どう変わっていくのか、自分という存在が、どこまでストーリーに関与していたのか、気にはなる。


それでも自分は耐えられなかった。


なんでこんなに涙ってコントロールできないんだろうね。

なんでなんにもないのに泣いちゃいそうになるんだろうね。


なんで感情ってコントロールできないんだろうね。

コントロール出来たら、感情に左右されて、相手の期限を損ねる、悪くさせることなんてなかったのに。


自分がもっと色々出来たら、みんなに貢献出来たのに。


もっと迷惑かけずに済んだのに。


自分が迷惑をかけ続けた人たちは、これから、少しは幸せになるかなぁ?


願って置くけど、未練はない。


笑顔でいれば明るく入れるから、未練なんて笑顔になれないものは捨てておかないとね。


だから、みんなのストーリーは見れなくてもいいや。


まだあの人たちのイベントは行うよなぁ


行かなくていいか。そこまで耐えれるわけが無い。


趣味だったことをすることも、面白いけど何も感じなくなってきた。


これって面白いっけ?


あれも途中だなぁ、

でも、少しの期間で心変わりすることはあるよね。


何事も続けられない無能でごめんなさい。


でも、言いたいことは言えたかな?


ぐちゃぐちゃでも必要最低限はできたのかな?


迷惑、かけてないかな。


でもここからは、きっと上手くやってくれるはずだから。


あいつらは最期のわがままを聞いてくれるはずだから。


だから、最期はいつもどうりお願いしておく。


自分は最期まで明るい「自分」であれましたか?


皆さんに「嘘」をつき続けれましたか?


その真相は自分は知ることはできないけれど、


自分は痛みを感じに行くよ。




















「ありがとう。そしてさようなら。」

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