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#夢小説
さらん
3,884
さたん📖🕊️
22
#不定期更新
「兵長!お疲れ様です!」
「…あぁ。」
壁外調査の後から
あいつはまた以前のように
俺を見かけると尻尾振って
寄ってくるようになった。
鬱陶しい。
…はずなんだが。
以前あいつの笑顔を久しぶりに見た時の
あのなんとも言い表せない感情。
それと似たものが心の中に居る。
“悪くねぇ。”
そう思ってることに
自分自身が一番戸惑っていた。
「…おい。」
「はい?」
「顔色が悪りぃな。
ちゃんと寝てんのか」
「あぁ、最近眠れてなくて…」
「まだ悩んでんのか。
余計なこと考える暇があるなら
体調管理ぐらいできるようになれ」
「っ、はい!!」
去っていくあいつの背中を眺めていると
同僚が声をかけてきた。
「ほんとリヴァイは見かけによらず
他人の細かいところに気がつくよね。 」
「…クソメガネ。それは褒めてんのか
貶してんのかどっちだ。」
「もちろん褒めてるよ?私はそういう、
他人の変化に気付いたりするの、
苦手だからさ!」
「てめぇは巨人以外興味がねぇだけだろ」
あはは!と笑いつつ、ハンジは続けた。
「でも、◯◯に対してはなんか
特別気にかけてるって感じだよね?
どうしてだい?」
「…あ?」
「あ?って…もしかして自覚なかったの?」
「部下の体調を気にかけるのも
上官の仕事のうちだろ。
それ以上でも以下でもねぇ」
「いや、それにしたって…」
「分隊長ここにいたんですか!
探しましたよ!
壁外調査の報告書今日までですよ!
早く戻って終わらせてください!」
「っといけない!忘れてた!
今行くよモブリット!」
あいつは一体何をしにきたんだ、と呆れつつ
俺は何か胸に引っ掛かる得体の知れないものを
感じていた。
コメント
1件
うわあ、リヴァイの「悪くねぇ」……これ、めっちゃ大事な心境の変化ですよね。前は鬱陶しいって思ってたのに、今は「悪くねぇ」と感じてる自分に戸惑ってる。しかもハンジに「特別気にかけてる」って言われて、上官の仕事って言い訳するところがもう、リヴァイらしくてたまらないです。最後の「得体の知れないもの」が何か、すごく気になりますね。