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#夢小説
さらん
3,884
さたん📖🕊️
22
#不定期更新
コメント
1件
うわっ、もうこの展開…!怪我を庇うところから始まって、階段で踏み外しそうになった瞬間の兵長の手、そして「歩けねぇなら素直に言え」からのお姫様抱っこ。心臓の音が聞こえる距離感、思わずガン見しちゃう気持ち、めちゃくちゃ分かります。最後の「もう少し長ければいいのに」という一文に、全部の気持ちが詰まってる感じがして、思わずにやけました。
「ってて…」
怪我をしてしまった。
巨人の模型に切りかかる訓練で、
模型に正面衝突しそうになった同期を庇って
足をひねったのだ。
「◯◯、本当にごめん私のせいで…
あのままぶつかってたら大怪我だった…」
「無事でよかった!
私は大したことないから大丈夫!」
その時は本当にそう思ってたんだけど…
時間が経ってから
ズキズキと痛み出した。
幸い今日はもう訓練ないから
早く部屋に戻って休もう。
そう思いながら階段を降りていると…
──ズキッ!!
「い”った!!」
強い痛みが足首を襲い、 階段を踏み外した。
(え待って嘘でしょ)
──グイッ
まさに落ちようというその瞬間、
誰かに後ろから腕を引かれた。
体を預けるような体勢になり、
腕を掴む人物の顔を見上げる。
「…っ、兵長!?」
「てめぇは転ぶのが趣味なのか」
呆れながら私を見下ろす兵長。
「す、すみません!ちょっとふらついて…
助けていただきありがとうございました!」
「…怪我してんのか」
「あ…はい。ちょっと訓練で…」
「医務室には行ったのか」
「いえ…大したことないと思って…」
「チッ。怪我の度合いぐらい
自分で把握しろ。」
「はい、すみません…
医務室行って来ます…」
「歩けるのか」
「すぐそこなので大丈…」
──ズキィッ!!!
「い”っっ!!」
え、待ってこれ無理だどうしよう
痛すぎる歩けない
「…チッ」
直後、グイッと体が持ち上げられた。
一瞬何が起きたかわからなかった。
気づくと私は兵長に抱きかかえられていた。
「へ、兵長…」
「歩けねぇなら素直にそう言え。
無理して大事になる方が厄介だ」
「すみません…ありがとうございます」
やばい。
兵長にお姫様抱っこされてる。
恥ずかしすぎて死ぬ。
近い。
兵長の心臓の音が聞こえる。
きっと私の心臓は
今この倍以上の速さで動いてる。
というか兵長のお顔
こんなに近くで見るの初めてだ…
肌綺麗…まつ毛意外と長いんだな…
てかこの角度からでもかっこいいのバグすぎ…
「何を見てやがる」
その言葉で私は無意識に兵長を
ガン見していたことに気付かされる。
至近距離で目が合う。
「わ、す、すみません!!
なんでもないです!!!!」
顔が熱い。
落ち着かない。
その反面、
医務室までの道のりが
もう少し長ければいいのにと
思ってしまう自分がいた。