テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
【………それでは、運動場まで移動をしてください。】
『………みんな、移動しない?』
『行動しないと始まらないよ…!』
本当は怖いし、動きたくない。
クラスもパニックになってるから。
結莉
「そうね。天瀬さんの言う通り、移動しましょ。」
最初に声を上げたのは渡崎 結莉さん。
クラスでも一匹狼みたいな存在、クールで口数が少ない子。
みんなが移動を始めるなか、一部の子達は教室に残りながら談笑をしている。
翔月
「移動しなくても死ぬわけねぇだろ!」
廉
「それな?てか、ドッキリっしょ?」
熊ヶ谷 翔月くんと辻堂 廉くん。
圧倒的に “運動部” って雰囲気で、女子から人気な男の子達。
その反面、授業中はほとんど居眠りだし、提出物も散々な状態。
それでも先生たちは何も言う様子が無い。
最後に私が教室を出ようとしたとき、またしても放送が流れる。
【教室に残っている皆様は、速やかに移動してください。】
【教室の施錠まで、残り10秒です。】
2人とも冗談だと思っているみたいだけど、怖いから私は教室を出た。
その瞬間、教室のドアが閉まった。
そして………グチャッ…と嫌な音がした。
後ろは振り返らず、廊下を全力で走る。
怖いよ、なんで?ねぇ…、本当なの…?
この悪夢は始まったばかり。
私が運動場に辿り着いたとき、またしても放送が流れ始めた。
#−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
↺ 29人 ( 男子 : 14人 , 女子 : 15人 )
《 死亡 》
No.12 − 熊ヶ谷 翔月
No.17 − 辻堂 廉