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利吉side
半助さんっ
半助さんっ
半助さんっ
お兄ちゃん!!!
「なぁ?知ってるか?」
「何だよ」
「ニンジュツガクエン?っていう場所の教師が一人行方知らずになったんだってよ」
「嗚呼あの話か、、何だっけ?ドイハンスケって奴だったよな」
「そうそう!」
………え?
お兄ちゃんがっ?
正直信じ難かった。いや。信じ難かったんじゃない。信じたくなかったんだ。嗚呼またお兄ちゃんを連れ返すのはっ一年は組なのだろうな。半助さんの記憶には私なんかは入って居ないのだろう。入っていても、、ほんのちょっとだけなのだろう。長い時間いたのに。正直私は悔しかった。けど、10歳に嫉妬する18歳は如何だろう。何と言うかとてもダサイだから、嫉妬している事実を認めたくなかった。今度こそは半助さんの記憶を取り戻すのは私がやり遂げる。