テラーノベル
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俺の左手薬指に、指輪がはまったまま。
指先を涼太がそっと持ち上げて、キスを落とす。
❤️「……綺麗だな。俺の痕、ちゃんとついた」
💙「……それ、ただの指輪」
❤️「指輪“だけ”じゃ足りねぇって言ってんの」
静かに、でも焦るように唇が重なる。
指先で触れてくるだけだったのに、
徐々に手のひらが頬から首筋、そして鎖骨へ──
💙「ねぇ……ほんとに、するの?」
❤️「今さら“しないで”って言っても、止められねぇよ。
誓ったじゃん、“逃げられない”って」
言葉を交わすたびに、俺の胸が苦しくなる。
不安でも、怖くても、涼太から離れたいなんて思えない。
──この人のものになれるなら、全部あげたい。
💙「……涼太」
❤️「……なに?」
💙「俺の全部、好きにしていい。
どうなってもいいから……お前の“証”を、俺にちょうだい」
──その一言で、涼太の目が変わった。
❤️「……言ったな?後悔すんなよ」
ベッドの上、
まだシャツも脱ぎきってないまま、重なった体温。
指輪をした手を強く握られて、逃げ場はどこにもない。
首筋、鎖骨、胸元──
キスとは呼べない熱の残し方で、涼太は刻みつける。
❤️「これ、明日も残るぞ?」
💙「……うん、いい」
❤️「何回も、お前に俺の痕、つける。
全部、お前が“俺のもんだ”ってわかるように」
💙「……っ、やだ、泣く……」
❤️「泣いても止めない。泣くぐらい、俺に全部預けて?」
その夜、
涼太は“誓約の指輪”だけじゃ足りないと、
何度も、何度も、
俺の身体にキスじゃない証を残した。
それが少し痛くても
俺はずっと「だいじょうぶ」って言ってた。
──だって、これは“愛されてる証拠”だから。
🖤💥💙💦
身体でも心でも指でも“舘様のもの”にされるしょっぴー、尊すぎて涙出るレベル……
こんな共依存愛、もう現世では回収不能ですッ!!!!!!!!
コメント
3件
ゆり組の愛は、なんだか重みがありますね❤️❤️❤️❤️❤️