TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

フレーク「っこいつら多過ぎだろ!!」

メリア「っ」

バンッバンッ

メリアが銃を撃った。幻影獣の頭に命中した。そしてなんということか幻影獣は倒れた。

どうやら命中率100%はあながち間違いではないのだろうか?

スターチス「すごいじゃないですか!メリア!」

メリア「ありがとう!」

メリアは少し照れている。

フレーク「みんな今は話してる場合じゃない!月剣以外では、俺たちは傷を与えることしかできない!逃げるぞ!」

メリア「わかった!」

スターチス「わかりました。」

私達は幻影獣から逃げていたところ、目的の洞窟に着いた。

フレーク「あれは。どこから入るんだ⁉︎」

スターチス「予想外です。まさか入り口がツタで塞がれているなんて。多分これが師匠の言っていた障害物なんでしょうね。」

スターチス「これでは入れませんね…どうしましょう?」

どう…しようか…と、そうこうしていると

メリア「あ、猫ちゃん。こんなところでどうしたの?」

とメリアが猫に近寄り撫でている。

フレーク「黒猫…?何故こんなところに…?」

すると座っていた猫が立ち上がり、まるでこっちにこいと言わんばかりにニャーっと鳴いている。

メリア「ねぇ、兄さん達。この子こっちにこいって言ってるよ。ねぇ行ってみない?」

フレーク「まぁ、良いだろう。」

スターチス「私も良いですよ。入れないんだったらどうせ裏道とかを探さなければいけませんし。」

と、俺たちは猫の跡をついていくと…

フレーク「こんなところに裏道が…お前ほんとに案内してくれてたんだな。」

スターチス「ただまぁこの洞窟の中にちゃんと月剣があるかどうかも怪しいですからね。期待はしすぎないほうが良いかと。」

俺たちが洞窟の中を進んでいくと。

メリア「兄さん達!あれ!」

とメリアが指を指した先には月の明かりに照らされた剣があった。まるで抜けと言わんばかりに刺された剣。俺たちは直感であれが月剣なのだろうと理解した。

俺たちは月剣に近寄る。そしてその剣に触ろうとした時…

⁇?「誰かしら?」

全員「⁉︎」

奥から先ほどの黒猫を抱えた黒髪ロングの背は165センチほどの女性がでてきた。

⁇?「どうやって入ってきたのかしら。」

黒猫を見て

「…この子が入れたのね。全く…気に入った子達を勝手に招き入れるのはやめなさいと何度も言っているでしょう?もう…」

と言いながら黒猫を抱きかかえた。

フレーク「誰だお前は⁉︎」

⁇?「私?…私はネモフィラ。ここでその剣を守るものよ。貴方達は…その剣を狙ってやってきたの?」

フレーク「っそうだと言ったら?」

ネモフィラ「いいわよ別に持っていって。」

フレーク「…え?」

ネモフィラ「だって。私の雇い主ももう結構前に死んでしまったし…別に私…その剣に思い入れとかもないもの。んーでもそうね…条件があるわ。私暇なのよ。私の戦いの相手になってくれないかしら?」

フレーク「え?」

ネモフィラ「もうずっと暇なのよ。訪問者が来るなんて久々でね。もう何十年かぶりなのよ。だからね?私と戦って?」

スターチス「まぁ良いんじゃないんですか?それくらい。もともと戦うのは想定済みでしたし。」

フレーク「まぁ良いだろう。」

ネモフィラ「ありがとう。じゃあ何しようかしら。」

フレーク「?何するって戦闘じゃ…」

ネモフィラ「あら?何を言っているの?私別に戦闘だなんて言っていないわよ?」

全員「え??」

ネモフィラはくすくす笑っている。

ネモフィラ「んーこれが良いかも!みんなでブラックジャックしない?とっても楽しいわよ。」

白い貴方の見た世界

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚