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メリア「えぇ?ブラックジャック?」
ネモフィラ「えぇ。そうよ。1人ずつ勝負していきましょ。んーじゃぁ最初は…そうね地味そうなあなたにしましょうか。」
と、言いながらネモフィラはスターチスを指差した。
スターチス「誰が地味ですって?」
スターチスは少し怒っている。
ネモフィラ「まぁまぁ。そのくらいで怒らない。さて早速やりましょ。」
とネモフィラはイスに座り、机の上でカードの準備をしている。
スターチス「全く…どうして私が…」
と言いながらスターチスはネモフィラの向かい側に座る。
ネモフィラ「よし。準備できたわよ。というか今更なんだけど、この中でブラックジャックわからない子っている?」
とネモフィラがみんなに問いかけると
黒猫「にゃー」
と黒猫が返事をした。
ネモフィラ「ふふっごめんね。この中って言ったら貴方も含まれるものね。」
と黒猫を撫でながら言った。
ネモフィラ「それで?みんなブラックジャックのやり方は知ってるってことで良いかしら?」
皆頷いている。
ネモフィラ「じゃあゲームを始めましょうか。」
数十分後…
スターチス「嘘だ…私が負けるだなんて…」
スターチスは頭を抱えている。
ネモフィラ「ふふっ貴方いろいろ考えすぎよ。たまには直感も大事なのよ?」
スターチスは悔しそうな顔をしていた。
ネモフィラ「さて、次は…」
とネモフィラはメリアとフレークの顔を見ている。
ネモフィラ「そうね…貴方にしましょう」
と言いながらフレークを指差した。
フレーク「俺…か、わかった。」
ネモフィラ「よし、じゃあやりましょうか。」
数十分後…
ネモフィラ「あら?見当違いだったのかしら?それとも運の尽き?」
ネモフィラはクスクス笑っている。
なんとスターチスが負けた時間よりも早い時間でフレークはネモフィラに負けてしまったのである。
フレーク「……」
フレークは放心状態であった。こんなにあっさり負けるとは思っても見なかったのだろう。
するとスターチスがフレークの肩をポンッと叩いた。スターチスの目は何かを察しているかのような目であった。
ネモフィラ「うーん。私の見立てではさっきの子よりは強いと思ったのに…やっぱり今回は運がなかったのかしらね。ま、いいわ。じゃあ次、貴方ね。」
とネモフィラはメリアを指差した。
メリアは何か覚悟をしたかのような顔でネモフィラの向かい側の席に座る。
ネモフィラ「それでは始めましょうか。」
数十分後…
ネモフィラ「やっぱり貴方が一番強かったわね。」
なんと驚くことにメリアはネモフィラとほぼ互角で戦うことができたのだ。
ネモフィラ「頭が良いのはもちろん勘もするどく、運もある。良いわね貴方。私と一緒にカジノ行かない?」
クスクスとネモフィラは笑っている。
メリア「い、行きません!そんなところ!」
ネモフィラ「ふふっ冗談よ。でも貴方惜しかったわね。1つ足りないのよ貴方には。なんだかわかる?」
メリアは首を横に振っている。
ネモフィラ「それはね。勇気 よ。貴方には勇気が足りないわね。その点貴方のお兄さんには勇気がありふれているわ。そこは見習うべきね。」
メリアは確かにそうかもしれないと思った。
ネモフィラ「んー。貴方達の大体のことがわかったわ。これなら別についていっても大丈夫そうね。(後、気に入った子もできたし。)」
フレーク「え、ついてくるってどういう?」
ネモフィラ「そのままの意味よ。貴方達のパーティに私を入れてって言ってるの。」
フレーク「えぇ、」
ネモフィラ「あら?貴方月剣いらないのかしら?」
スターチス「え、でも戦いに勝ったらくれると言っていたではありませんか!」
ネモフィラ「ふふっ私がいつ条件が1つだなんて言ったのかしら?」
ネモフィラはくすくす笑っている。
スターチスは少しイラついている。
フレーク「つまりパーティにお前を入れたら月剣はくれるんだな?」
ネモフィラ「えぇ。そうよ。わかってるじゃない。」
フレーク「はぁ…わかった。入れるよ。」
フレークは少し呆れている。そしてネモフィラは
ネモフィラ「ありがとう。これからよろしくね。」
とパーティメンバーに微笑みかけた。