TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

コンコン
???「あっ!紅緒ちゃんと海音ちゃんと小春くんだ!」

???「まだ扉開けてもないのによく分かりますね……」

???「こいつ結構やばいわよね」

???「気配に敏感なのは良い事でもあるぞ。身を守れるし」

???「オレも気配敏感になりてぇ〜」


ここは、生徒会室。

「雨花」、「橙」、「桃時」、「兎白」、「瑠璃人」は突然の来客に目を向ける。


???「失礼します」

???「こんにちは」

???「こ、こんにちは」


入ってきたのは、雨花の言う通り、「紅緒」、「海音」、「小春」だった。


紅緒「今日は皆さんに質問があって!」

橙「質問ですか?」

桃時「どんな質問なの?」

小春「まず最初に説明しておくことがあって」

海音「ウザイ妖怪がいるの」

兎白「ウザイ妖怪?」

雨花「どんな妖怪なの?」

紅緒「何かっちゃあ付いてくるんです!!貸した本も前に読んだところと微妙に離れてるページに入れてくるし、机の中に虫のおもちゃを入れてきたり、ロッカーに空っぽの虫かごをギュウギュウに詰めてきたり……」


ドンッと紅緒は机を殴る。


紅緒「どうしたら良いのか分からないんですっ!」

海音「だから過去に、妖怪たちを鎮めた生徒会なら何とかできる方法を知ってるんじゃないかと想って」

小春「分かりますかね?」

桃時「そもそも鎮めたりなんてしてないわよ?妖怪たちが自分たちの意志で署名してくれたんだから。妖怪たちも心の中では救われたいと想っていたのよ。妖怪は人と同じように何かを傷つけてしまった記憶がある。なら、人間たちとも救い合えることができると想ったんじゃない?」

紅緒「救い合う……ですか。」

海音「そんなことしなくちゃいけないの?」

雨花「でも強制はしなくて良いんだよ?妖怪が嫌いなままでも別に良いの。でも、少しずつ少しずつお互いの嫌いなところ、好きになれそうなところ。それらを知ろうとすることも大切だから。妖怪たちもそれをしようとしてるんだよ」

小春「雨花さん……!」

雨花「それに厄介な猫又の妖怪が妖怪たちの闘争心を突いて『妖怪VS人間!大・戦・争!!』

っていうのを開いて血で血を洗う大騒ぎになったこともあったし、人間とやってることもそう変わらないんだよね〜」

紅緒「さっきの話と全然違うんですが」

桃時「あぁ、そんなこともあったわね〜」

橙「あの時は雨花さんが色んな妖怪を気絶させて、とてもスマートでかっこよかったです!」

兎白「俺も参加したな」

瑠璃人「中々終わらないしつこい闘いだったなぁ」

雨花・橙・桃時・兎白・瑠璃人「はははははは」

紅緒「いや!「はははははは」じゃない!!そんな野蛮な生き物と共存なんてできるんですか?」

雨花「ん?さぁ?」

紅緒「なら……」

雨花「でも、それでも考え続けないといけないんだよ。そのためにも「知ろうとする」という行為も大切。考えて考えて考え続けて……共存というのは思考の果ての末にようやくみえてくる気がしてくるんだよ。わたしたち生徒会にはそれをする義務がある。それぐらいのことをしてしまったから。でも……わたしなら考えた末に導いた答えは「まぁこんな感じで良いっか〜」みたいに軽いものであって欲しいな。あはっ!」

紅緒「「こんな感じで良い」……」


つまり、妖怪たちに対する気持ちも複雑化するのは仕方ないけど、せめて考えた答えは自分にとって楽なものであって欲しいってことか


海音「変なやつ……雨花って」

小春「でもそこが良いんだろ?」

海音「…………うるさい」

紅緒「でもそうですね……」


「「嫌いなままでも良いなら知ろうと想おうと想います」」


雨花「……あはは!うん!」


ワイワイガヤガヤとはしゃぎながら

今日も生徒会は仕事を終えた。

loading

この作品はいかがでしたか?

30

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚