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アイドルパロ
捏造多め
ご本人様とは関係ありません。
結構しゃべる名前有のモブ有
「行くぞ、俺達」
「「「「VOLTACTION‼‼‼‼‼」」」」
―――――
ドームを揺るがすほどの大歓声が聞こえる。
人気絶頂中のアイドルのライブをやっているようだ。
俺、モブ男☆だぜイェーイYeah(これ名前ね?)はファン歴4年の大古参だ。
今日もドームのなかでもめっちゃいい席を取り、オタ芸をしていた。
ファンクラブに入った甲斐があったぜ…。
デビュー曲を歌いあげ、そろそろライブも終わりそうだ。
『早いもんでもうあと2曲です‼』
『まじて早くね??』
『やっとここまで来れたからね。』
『名残り惜しいです。』
そう、下積み時代が長かった彼らはいろいろな苦労をしていた。
ドームに来ることを目標に掲げ、それがようやくかなったのだ。
舞台上にいる4人がとてもまぶしい。
ラスト2曲。
いったい何を歌うのだろう。
『みんな~何がいいとかある~??』
リーダーのカナトがそう問いかける。
一応セトリは決まっていると思うが、ファンがそれぞれ曲名を上げていく。
『おいカナト、勝手に進めんな』
『いて、』
ヒバリとカナトがじゃれあい、おいしい空気が流れる。
てえてえだ。
『もう決まってるでしょ?』
『そうですよ。あの曲ですよね?』
『そうそう、あの曲。みんなも好きな、ね。」
なーにー?と声がそろう。
4人が怪しげに笑った。
『それはイントロ聞いてからのお楽しみじゃない?』
カナトがウインクして、立ち位置につく。
『それじゃあ、ミュージックスタート‼‼‼』
キャァアアアアアア‼‼‼
流れ始めた曲は、よく知るあの曲。
一番再生回数が伸びているそれは、この曲から知ったという人が多くいる。
キャッチ―な振り付けと、乙女の恋心を歌った曲。
ファンは一瞬で虜になっていた。
曲が終わり、彼らが息を整える。
『ふぅ、どうよ!』
かっこよかった~‼‼‼
そんな声が会場に響き渡る。
『もうラスト一曲なんよ。』
『ね~。』
『あ、じゃあなんか言っとく?』
『ノリ軽いな。』
『まずはリーダーの僕から‼』
カメラに大きくカナトが映し出される。
『現在!僕たちVOLTACTIONのアルバムが好評発売中です‼』
『いや、それかい‼』
確かに何を言うかは言ってなかったが…。
会場が笑いに包まれた。
『あれ?違ったっけ?』
『あってるけど‼』
『そこは感謝を伝えるべきところでしょうよ。』
『まあ、カナトらしいじゃん。』
4人がまたわちゃわちゃしている。
てぇてぇだよなぁ…。目の保養。
『まあ、置いといて。今日、ここまでこれたのはファンのみんなのおかげです。そのほかにもライブの会場を準備してくださった方、僕らをここまで連れてきてくれた会社。そして、仲間たちにこの場をお借りして感謝を伝えたいです。みんな!ほんっとうにありがとう‼』
『カナト初手からいいこと言いすぎやって!俺どうしよう。カナトも言ってた通り、俺達だけじゃここまでこれなかった。俺達の見たかった景色まで連れてきてくれて本当にありがとうございました‼まだまだ俺らはこっから上に行くんでよかったらこれからも一緒についてきてください!』
『次は私ですかね。まずは感謝を申し上げます。私たちを支えてくださりありがとうございます。はっきり言ってまだ実感がわかないというか…。ようやく夢がかなって、ここまで来れて…。諦めそうになっても支えてくれた方々。あなたたちの言葉に私は何度も救われました。本当にありがとうございました…。』
『最後は俺だね。本当にありがとうございました‼いや過去形だとおかしいな。いつもありがとうございます。今日のライブはあと一曲で終わっちゃうけど、俺らの活躍はここで終わらないよ。夢が叶ったらまた新しい夢ができるもんだから。今度はもっとすげぇことしよう!また、いつか会おうね‼』
拍手が巻き起こる。
カナトとアキラはうれし涙をこぼしている。
ヒバリも泣いてこそいないものの目が潤んでいた。
セラフはそんな3人を後ろから抱きしめている。
『ほら、ラスト一曲‼‼』
『そうやな。まだ終わっとらんよ。』
『最後まで見ていってくださいね。』
『最後はあの曲!せーの』
『『『『Water color』』』』
―――――
ライブの興奮の冷めぬまま楽屋へ戻る。
「あ”ぁ”もう‼ようやくこれたよ…。」
「奏斗泣きすぎやって。ほらティッシュ。」
「あ”りがと」
「アキラも」
「ありがとう、ございます…。」
もう我慢する必要がなくなり、涙がどんどんとこぼれていく。
「うぅ、雲雀ぃ」
「セラおもほらティッシュ‼頑張ったなぁ。」
雲雀ははにかみながら3人の頭を撫でる。
スタッフさんたちも今は4人でいさせようと気を使ってくれているのかやってくる気配はない。
「ようやくこれたなぁ。」
ずっと夢に見ていたステージに立てて、ずっとうれしかった。
感動もあるがそれよりも喜びがまさっていた。
「ファンのみんなも喜んでくれたみたいやし。」
X(Tw〇tt〇r)のトレンドにも入り、ファンが感想をつぶやいていた。
「4人で来れて本当によかった。」
どんなにつらくても仲間がいるから支えあえる。
「んね。ありがとう」
どんな時でも感謝の気持ちを忘れてはならない。
「夢をまたかなえたい。」
夢や目標のある人生の方が楽しい。
「今度はもっとすごいことをやろう」
そして、高みを目指さなければよりいいものは作らない。
「いつものあれやる?」
「そうですね、任せましたよリーダー。」
「よーし、いくぞお前ら!」
円陣を組み、目を合わす。
「俺達⁉⁉」
「「「「VOLTACTION‼‼‼‼」」」」