テラーノベル
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はなとしずは楽しそうに話していた…そんな2人を見ながらヴァイスは両手で自分の頬杖を着く
ヴァイス「あーあ、あいっ変わらず、しずくんの愛は重すぎて無理だわー…」
からかいと呆れを混ぜ合いながら、聞こえやすいように答える
しずは少しイラッとくるが、気にしないようにはなの手を取る
シュヴァルツはそんなヴァイスに呆れ、頭を軽く叩く
ヴァイス「いて…!!」
大袈裟に痛がるヴァイスを横目にシュヴァルツは少し溜息を着く
だけど、ヴァイスはそんなしずに心配していた所があった…はなへに対しての愛が強いことは知っているが、重い所もあるため、いつか犯罪を起こすのではないのかと思っていた
ヴァイス「…」
(そんなことを考えているんだろうな、、)っと、シュヴァルツはそう思い、少し告げる
シュヴァルツ「…知ってるか?しずは、1回はなを監禁しようとしてたんだよ…」
シュヴァルツはそう言うと、ヴァイスは目を見開いて驚いた反応を見せるが、冷静を保ちながら、前のめりになって話を聞く…
シュヴァルツ「だけど、しずははなを監禁することを辞めた…」
ヴァイス「…なんで??」
興味津々に尋ねる…シュヴァルツははなとしずを見ながら答える
シュヴァルツ「はなを監禁しようとした時、はなは泣き始めたんだ…」
シュヴァルツはそう答える…__
【回想】
寝室ではなは大きな声で泣き始め、しずはそんな大きな声で泣いているはなを見て、驚いた様子を見せる
しず「ど…どうして…そんなに、嫌なのですか…??」
手に持っている鎖を置いて、はなの涙を拭わせようと手を伸ばす
はなはワンワンと泣き続け、こう放つ
はな「こんなことするしずくん…嫌い…!!」
泣きながらそう答える…しずの中で何かが壊れ、その場で硬直してしまう…__
シュヴァルツ「んで、監禁するのを辞めたらしい…」
シュヴァルツはそう言うと、ヴァイスは納得したように乾いた笑いを見せる
ヴァイス「あ〜…納得しちゃった……」
「ははっ…」っと愛想笑いを見せる…それ以降、しずははなが嫌がることは絶対にしないと誓いを立てたらしい…
ヴァイスはそんな話を聞けて、どこか少し安心して安堵する…__
コメント
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こんにちは主です 3話と4話を投稿しました 良かったら是非見てください