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ポツポツと雨が降ってくる…ヴァイスとシュヴァルツは傘を指して天界の見張りを行っていた

すると、シュヴァルツはスマホで時間を見る


シュヴァルツ「…ちょっと行ってくる」


シュヴァルツはそう言うと、ヴァイスは猫みたいにニヤッと笑う


ヴァイス「もしかして〜…彼女??」


ヴァイスはニヤニヤ笑いながら、シュヴァルツの周りをうろちょろしながら尋ねる

シュヴァルツはそんなヴァイスに呆れ返りつつ、答える


シュヴァルツ「違う…彼女じゃない……」


そう言い、「行ってくる」っと言って歩き始める…

ヴァイスはニヤニヤと笑いながら、シュヴァルツの背中を見て見送る…__






とある家に着き、インタホーンを鳴らす…インタホーン越しで「はーい…」っと聞こえ、玄関の扉に近づく足音が聞こえる…

ガチャっとか扉を開ける


「…あぁ、シュヴァルツか……」


短い髪の毛で少し虚ろな目を浮かべている…男の子だと勘違いしてもいいほど、バッサリ切っていた


シュヴァルツ「…今日は雨だから、憂鬱だな…”佐藤”」


そう言うと、佐藤はコクっと頷く


佐藤「あぁ……中、入れよ…」


そう言い、中に入れさせてもらう…シュヴァルツは傘を畳んで玄関に置いて中に入る

シュヴァルツはスっと佐藤の足を見てしまう


シュヴァルツ「…”義足”はどうだ?」


恐る恐る尋ねる…佐藤はピクっと止まってしまいつつ、背中越しで答える


佐藤「…大丈夫、」


そう答え、歩き始める…シュヴァルツは靴を脱いで中に入る…

佐藤は学生時代、陸上部だったが、大会前日に事故を起こし、足を亡くしてしまった…

そのせいで鬱気味になり、薬物を始め、そのまま亡くなってしまった


佐藤はコトっと音を鳴らしてお茶を出す…シュヴァルツは「ありがとう…」っとポツっと呟き、お茶を受け取る…隣に座る佐藤


シュヴァルツ「……俺の好きなお茶、覚えててくれてたんだな…」


佐藤「…おう、、緑茶、好きなんだろ?」


シュヴァルツ「あぁ…大好きさ……」


クスッと笑って見せる…佐藤は少し嬉しそうに微かに微笑む


佐藤「そうか…今日は何する…?」


シュヴァルツの微笑んでいる姿を見るだけで、少し心が軽くなったような気がした佐藤


シュヴァルツ「そうだな…カードゲームあるぞ?やるか?」


佐藤「あぁ…」


佐藤は嬉しそうに微笑んで頷く…それだけでも佐藤の心は軽くなっていく…佐藤はそんなシュヴァルツに恋していた…__

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