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青side (つづき)




黄『んんー!美味しいです!』パクパク



青『そ、そっか!良かった!』ニコッ



るぅとくんはシチューを美味しそうに食べている。


うっ、良心がすごく痛むな…。



黄『ころちゃん?どうしたんですか?


  食べないんですか?』



青『あ、ううん、食べる!


  ごめん、考え事してた…!』



あ、怪しまれてるかな…!?大丈夫だよね!?


てゆーかちゃんとコレ効くのかな!?


っ、まあ、今そんな考えたところで意味ないし…


じゃあ、僕もいただきますか!


僕はシチューをスプーンですくい、一口食べた。



パクッ‼








……ん?








そのとき、僕は気がついた。






僕が薬を入れたのは、シチューの鍋。


そしてそのシチューの鍋から、


るぅとくんも僕も、シチューをよそっている…。




…つまり。




僕は、自分の皿にも薬を盛った、


…ということだ。


いや僕はバカなのか!?



僕が顔を真っ青にして固まっていると、



黄『ころちゃん…本当に大丈夫ですか?』



と、るぅとくんが尋ねてきた。



青『あ、あはは…大丈夫…』



黄『…もし食欲がないなら、


  そのシチュー僕がもらってもいいですか?』



…!!!


ううん、それだけはダメだ…っ!


説明書に、「適量以上の服用はタヒの危険性がある」


って書いてあったはず。


るぅとくんにタヒなれたら一番困るのは、


他でもない僕だ…。




…僕は覚悟を決め、


シチューを一気に口の中へかきこんだ。




青『ゴックン……ごちそうさま、でした…』

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