注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・ci 愛され表現があります。
・zm shp 不仲表現があります。
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暗い洞窟の中で、3人の男が集まっていた。
その内の一人は、とある盗賊で、
今にも命を狙われている。
zm「お前を巻き込まない為にも、shpの所へ行け」
ci「嫌です……、zmさんと居たい、」
zm「お前、俺の言うことに逆らうんか」
ci「そ、それはッ…」
ciは、zmに幼い頃に救われてから、
ずっと共に過ごしている。
zmは尊敬の存在であり、離れることを拒んでいる。
shp「少しの間、ワイが守るだけっすよ」
ci「やだ…、zmさんッ、、」
shpは、zmの弟分である。
彼は、ciの護衛を頼まれた。
zmとshpは不仲な為、長い間会っていなかった。
そのせいもあって、ciはshpについて行こうとしない。
zm「俺に着いてきても、お前が死ぬだけや」
ci「でも、zmさんが死んだらいやです…」
zm「はぁ…言うこと聞かんやつやな」
zmは、乱暴だがciの頭を掴んだ。
睨みつけて、脅す。
勘違いしないで欲しい。
彼は、大切な存在であるciを守りたいのだ。
zm「お前を捨てることも出来るんやぞ」
ci「ごめんなさいッ…捨てないでッ、、」
ciは、震えながらしがみつく。
彼にとって、孤独はとても辛いことだ。
shp「…大丈夫です、ワイに任せてください」
zm「ああ、頼んだ」
ci「……、」
zm「ci、言うこと聞けよ」
ci「……、」
zm「俺の言うことにはなんて返事するんやった?」
ci「…はいッ、」
ciは、ゆっくりとshpに近寄った。
shpは、手に持っていたジャージをciに掛けて、洞窟を後にした。
zmは、静かにciを見送った。
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shp「ワイはshpです、知ってると思いますけど」
ci「…俺は、ci、」
shp「zmさんは死なない、」
「ただ、危ない環境になるから、その間はワイがお前を守る」
ci「…zmさんが死んだら、俺も死ぬ、」
shp「はいはい、どうせお前は死ねないよ」
shpは、横目にciを見る。
ciは自分のことを警戒している様子だ。
ci「お前なんかに何が分かる…」
shp「zmさんからは仲良くしろって言われてるんや」
「あんまりワイを警戒すんな」
そして、着いたところは砂漠の街。
レンガの家に入り、shpはciのジャージを
脱がせた。
shp「ここなら安全や、風呂でも入ってこい」
ci「…、ふん、」
ciは、shpを睨みつけて風呂場へと向かった。
ci「…ん、風呂出た」
shp「おう…って、もう少しちゃんと拭きや」
shpは、まだ濡れているciの頭を拭いた。
ciはまだ警戒しているのか、shpをじっと見つめている。
shp「ん、風邪引くなよ」
ci「…なぁ、どのくらいお前と過ごすん?」
shp「さあ?zmさんが安全になったら終わりや」
ci「…そか、」
ciは、寂しそうに、椅子に腰をかけた。
shpは風呂場へと向かった。
窓からは砂が舞い上がっているのが見える。
ciは、不安そうにそれを眺めていた。
shp「ふう…飯食うか」
風呂から上がったshpは、パンを取り出した。
shp「…!」
椅子には、すやすやと寝ているciが居た。
疲れたのだろう。
shp「…はぁ、いつになったら心を開くんや」
shpは、ciをベッドに移した。
その時、shpはciに手を掴まれた。
shp「…ん?」
ci「…はなれんといて、」
shp「どした…やっぱ不安か?」
zmが居ないため、不安を感じているのだろうか。
ciはうっすらと涙を浮かべていた。
ci「…ほんとに、zmさんしなない、?」
shp「願うしかないな」
ci「いやだ……、ひとりはいやだぁ、、」
ciは布団にくるまって、泣いていた。
shpは優しく頭を撫でた。
どこか懐かしいその感覚に、ciは
ついに心を開いた。
ci「…shpは、おれをおいていく、?」
shp「置いていかんよ、zmさんが居なくなっても」
ci「…、おれ、ひとりはいやだ」
shp「…ワイもや」
shpとciは、飯も食わずに眠りについた。
2人にとって、zmは大切な存在なのだ。
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あれから1ヶ月。
shp「おはよう、パンでも食いや」
ci「おはよ〜、腹減った…」
2人は少しづつ、仲を深めた。
今日も、2人で飯を食べている。
ci「今日は日が出とるな」
shp「やな…散歩でもするか?」
ci「んー…、する!」
2人は、街を散歩した。
zmからは時々手紙が来るので、心配はない。
ci「ん!この果実美味い!」
shp「ほんま?買ってく?」
ci「買う買う!!」
そして、それからも日が経った。
2人は、相棒と言われるほどに仲を深めた。
そして、ついにその時はきた。
ci「……ぇ、」
shp「…zmさん、」
zm「ただいま、久しいな」
ci「zmさんッッ…!!!!」
ciはzmの姿を見ると、すぐさま抱きついた。
zm「ふはっ、元気そうやな」
ci「俺ッ…いい子にしましたよッ、!!」
zm「らしいな」
shp「…おかえりなさい」
zm「ああ、shpもありがとうな」
zmは、ciを思う存分に抱きしめて、
shpの頭を撫でた。
そして、扉を開けた。
zm「よし、帰ろか」
ci「はい!!……って、shpは、?」
zm「うん?shp?」
shp「俺は着いていかないよ、盗賊なんかじゃないんでね」
ci「……ぇ、?」
そう、shpとciは、ほぼ永遠の別れになる。
zmとciは盗賊として生きてきた。
といっても、ciはzmに着いてきただけだが。
shpは危ない事が嫌いだ。
そのため、普通の人生を歩んできた。
そんな2人は、共に生きることを拒む。
ci「…、」
zm「行こか」
ci「…はい」
ciは悩みながらも、やはりzmを選んだ。
彼にとって、zmの存在はデカいものだ。
だが、shpは違った。
shp「待ってください」
zm「なんや?」
shp「どうしたらciをワイのもんにできますか」
ci「…shp、」
shpは、やはり耐えられなかった。
いつも1人で頑張って生きてきた。
それが、ciの存在で一変した。
仲間が居るだけで、物凄く毎日が暖かくなった。
zm「…本気か?」
shp「はい」
zm「じゃあ、ciはどうする?」
ci「へ?」
zm「ciがshpを選ぶなら、ええよ」
ci「…、え?」
zm「でも、そしたら俺はもうお前と居られない」
「俺を選べば、shpとは居られない」
ci「俺…は、」
ciは交互に2人を見る。
自分を拾って育ててくれたzm。
短い間だが、自分を守り続けてくれたshp。
時間の違いがあったとしても、ciにとって、
2人は偉大な存在になっていた。
彼は答えを出さなかった。
いや、出せなかった。
大きな爆発音が響き、煙が立った。
zm「な、なんやッ、!!」
shp「まさか、襲撃ッ、!?」
大勢の人が、zmとshpを掴んだ。
恐らく、zm狙いなのだろうか。
それは違った。
煙が薄まって、お互いが見れるようになった頃。
zm「……ッ!」
shp「……、」
ciは姿を消しさった。
コメント
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やばいほんっとに好きすぎる
待ってこれ続きとかある感じ?? あったら続き見たすぎる🥺 自分ももしciと同じ状況なったらどっちかとか決められへんわ、
るぇれるむるされ!?!?!? ま、まじですか…?? 不仲な所も好き() ci君どうなっちゃうの!? 気になる~🫣🫣