テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
終わりの愛情
依存の毎日が続く中で
私達は自堕落な毎日を送っていた
あの日、恋人になった日から
3ヶ月が経っていて
あの日からほぼ毎日行為をしている
互いの不安をぶつけて、壊す
不安解消では無く不安を教えて
擦り付けるだけ…
終わらない。
ー終わりー
意味も無く、吐き気のする事ばかり
共有している。
私はバイトも何も辞めて
稲葉が帰ってくるのを待っている
帰ってくるのが遅かったら
ずっと怖い時間が続く。
ー共依存ー
「稲葉、大好きだよ?」
「置いてかないでよ」
「愛してる」
「見捨てないで」
何回言ったかわからない
この言葉達以外にも
彼を縛る言葉を使って
形だけの愛を本当だと思っている
ニュプッッチュッグニュ
「ぁ…ん」
精神安定などとうに捨てていた
古綴稲葉と共にに居れれば、私は
桐笠夕紘として生きてられると
一方的に思っている。
口移し、食欲も無くなった私が
稲葉からサプリメントを貰っている
唾液で溶けた薬の効果は彼にも
影響する事があるから
正直放っておいて欲しかったりする
「ぃ..稲葉、大好き」
「俺も…多分」
(ゆーひの首に手をかける)
「ねぇ?ゆーひ?俺な
ゆーひのこと好きだよ?
誰よりも好き♡ だからさ」
ギュッッグッッ
「ぁ”..ぃ……き」
「こんな形でも…愛してくれるよね?
ゆーひ♡♡」
グゥッッと今までもより強い力で
苦しい時間がずっと、永い
「あッぐッッくるッ…しぃ」
「苦しくても…良いよね♡」
そんな毎日でそんなある日
「おかえり」
「ただいま♡」
パンッッパンッッ♡ズンッッズンッッ♡
「お”ッッ♡」
「ゆーひ♡いっぱいイけたね♡」
「ん♡」
「ゆーひ?騎乗馬でヤルの?」
「うん…」
グリュグリュ
「どッ♡ぉ?」
「ん”ッきもちぃ♡よ?」
「…..ここ♡…でしょ?」
「まッて、ゆーッひ♡
あ”ッッ」
ビュルルルルルル♡
「ここ、弱いんだね♡」
「フゥーッッ♡ハァ♡ん」
「先っちょキモチいの?」
「ん”〜♡♡」
「ゆーひ♡もッ♡やめない♡?」
「んー、やだ♡」
「おはよ、稲葉」
「…..(寝
「ねぇ?稲葉、私と一緒に
死んでみない?」
「…..(寝
「そうだね、あなたはまだ
起きてないんだよね」
突発的に思いついたこと、自殺
毎日性行為で満たすだけなのが
つまらなくなってきた。
愛情を知りたい、稲葉からの
私と本当に愛で死ねるぐらいのが
欲しい…
「…..うん」
そう聞こえた、聞こえてしまった
「…そっか、稲葉…私達
両想い…だね♡」
2人で考えた、何で死ぬかと
誰かに見つかりたくはないと、でも
稲葉は言ってた
「見せつけてやろうよ」と
良い考えだと思った、だから
ヂュッッゴクッッ
「♡」
ゆっくりと目を堕とす
二度と覚めない様に、
「ゆーひ、薬、効いてきたね」
「うん、」
私と稲葉は最期に 愛を育む寝室で
2人ベッドの上で眠って
最期を迎えた
bud end?