そんな叫びも虚しく
私は強面たちに抑えられ 無理やり服を脱がされる
「やめて!!いやだ!!」
私は目一杯暴れた
その反動で彼から誕生日にもらったブレスレットが 千切れた
辛くて心臓がはち切れそうになった
誕生日にサプライズでもらった物、、
涙が止まらない
私は抵抗するのをやめた
紫「ご自身で着替えられますか」
私「、、、、、」
紫「続きを頼む」
強面「御意」
私は暴れるのを辞めコンクリートの地面の上で
横たわっていた
喋りたくもない何もしたくない
あんな服着たくもない
強面達の手がまたこちらへ伸びてくる
仕事終わりの格好のままだったので
ジャケットを脱がされ
ワイシャツのボタンもゴツい手でボタンを一個一個外される
私は頭が真っ白になっていて
もう何もかもどうでも良くなっていた
魂が抜けたという言葉が的確だと思う
されるがままだった
抱え上げられ下着も優しく脱がされる
そして紫に準備されていた下着と
紫のコートを羽織らされる
普段なら恥ずかしいはずなのに
どうでもいい
三人がかりでこの人たちと同じ格好になった
でも彼からもらったブレスレットだけは
千切れても持っておきたい
それだけは優しく拾い握りしめまた寝転がった
私は目を瞑った
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