fk『先生俺の絵見てよっ』
『ん?ふ~ん…ま、俺のほうがうまいし?』
『こんなん駄目やん笑』
fk『はぁ?じゃあ先生描いてくださいよっ』
『嫌だっ笑』
fk『なんなんすか!?笑』
絵を見せに行ったら絶対褒めてくれんよね。
それ今もやもんね笑、「俺のほうが上手い」って言って認めてくれんやん。でも最後は絶対
「マジお前何なん?笑、上手過ぎ…笑笑」って言って笑顔見せてくれるよね。
今は絵持ってく時間もないくらいお互い忙しいもんね。
先生は年明けに向けて、俺は勉強に明け暮れて。
中々時間取れんよなぁ。笑
『今日担任の先生休みやけん俺が入るぞ~』
クラメイ「え?笑、今日先生なん?いじり放題やん!笑笑」
『アホっ笑、やめろよ笑笑』
『もーマジでお前ら疲れるんだよ!笑』
fk『…ふふっ…』
先生いつでもいじられるよな笑
親しみやすいってことか。俺もこの時には惚れとったんかもな~。
「~~~2年…◯組の担任は…………です」
『ペコッ… 』
fk『え!先生なん!?』
『(わぁ今年あたりやん!)』
fk『先生副担やなかったんすか?』
『ん?だから言ったろ?俺来年は担任持つかもなぁーって』
fk『あ、確かに言ってましたね?』
『忘れるなよ笑、まぁ1年間よろしく!』
fk『はい!笑』
マジで担任持ったし、しかも俺のクラス。
絶対楽しい一年じゃんって思った。家庭訪問も先生楽しそうやったよね笑
俺の親も良かったねってさ。先生マジなんでそんないい人なん?笑
fk『ヤバい!締め切り間に合わん!』
sk『マジヤバい!はよせんと!』
『ん?2人して何慌ててんの?』
fk『合唱コンでいるポスター?の締め切りが明日までなんすよ!』
『うわっ笑、締め切り守らんとかっ笑笑』
sk『先生の手伝って下さい!』
『え?嫌だけど?』
fk『うわっでたよ。いつもの意地悪!』
『何がじゃ!笑、手伝わんぞ』
sk『え!手伝ってくれるんですか!?』
『まぁ放課後仕事なかったはずやし、…最初はおれんかもやけど、いいよ』
fk『マジですか!?助かります!』
sk『ありがとうございますっ』ニコニコッ
『へいへい笑』
fk『いゃ~マジあの人優しいよねー』
sk『………ニヤッ』
『え?そう?結構意地悪やしウザくね?』
fk『(……?)』
『そぉ~?俺は優しくて好きだけどなー』
カキカキッ(書
sk『いやいゃ笑、意地悪やし無理やって笑 』
『…………くくっ…、笑』 ニヤニヤッ
fk『えー?…まぁ確かに…?』 カキカキッ…(書
sk『…んはは…笑笑……(堪』
fk『??ねぇさっきから何笑ってn…』チラッ
『わっ!!(驚』
fk『んわぁぁッッ!!?』
『は!?なにっ!?』
sk『あはっはッッ!笑笑、マジおもろいっ笑』
『おーい笑、そこは“先生死ねばいいのに”とか言えよ~笑笑』
fk『言うか!アホッッ!』
『ほんとにびっくりしたっ!!』
『いい反応したなお前っ笑笑』
fk『笑い事ちゃうって~…笑』
『お前はお前で先生にのるなよ!笑』
sk『いゃ、後ろチラって見たら先生がコソコソこっち着よったけん、足音でバレんようにわざと声張ってたんよ笑笑』
fk『2人とも好きやね~…』
『悪いか??笑』
fk『悪いわ!』
この日から一気に距離縮まったよね。
こっからやっけ?俺が先生に完全タメ口になったの。本当は駄目なことっちゃけど先生は逆やったよね笑。
「俺敬語使われるの嫌いなんよね。やけん俺と話すときは気にせんでいいとよ?」
何なん?男前っていうか自由奔放やな笑
でも、それが先生の性格であって…自由にしすぎてた理由やったんよね。
fk『ねー今日放課後残るの?』
sk『うん、先生に勉強教えてもらうからさ』
fk『先生?』
mg『俺だけど?』
fk『んげ!顧問っ!!』
mg『げっとは何だ、顧問に向かって』
fk『俺あんた嫌だもん』
mg『うん態度でわかる』
fk『あははー(棒』
mg『お前暇だろ?』
fk『暇っすけど』
mg『俺の肩揉め』
fk『くっそ嫌だ!!』
mg『おーおー拒否反応すごいな笑』
fk『もぉ~…わかったよ。やりますよ…』
sk『ここわかんなくて…』
mg『そうね……ここは』
fk『...』 ポカポカポカポカッ…(叩
sk『…顔死んでるって…笑』
fk『うっせ、集中しろ笑』
fk『あ~~やっと終わった!』
mg『ん、ありがとな』
fk『いいえーー(棒』
fk『やっと帰れる…』
チラッ…
fk『!先生っ!』 ニパッ!
タタタタッ!
『なんや帰れお前っ笑笑』
fk『なんでぇ!いいやん笑』
『へいへい笑』
fk『先生ひま?』
『ん~成績つけないとなんだよな』
fk『そっかぁ』
『てか何でこんな時間まで残ってたの?』
fk『ん?先生の肩叩きしてた』
『マジか笑笑、俺も腰痛いんだよなー叩いてよ笑』
fk『はぁ?まぁいいけど…』
fk『ねー先生?俺さ、将来の夢イラストレーターって言ってたじゃん?』
『あー言ってたね』
fk『でもさー俺絵飽きてきたんだよね…笑』
『なんやねん笑』
fk『んーざっくりさ、絵の仕事したいなってのはあるのよ。でも今は忙しいし、中々描けてないからさ』
『そーねー…でも今から決まってなくてもいいのよ。決まってる奴はすごいことだし、決まってないやつが悪いってわけでもないし』
fk『そう……あ、でもさ』
『ん? 』
fk『俺教師になってみたいなって思う時あった』
『お、いいやん』
fk『先生なるなら美術か〜家庭科か、社会かな』
『社会?』
fk『まぁ五教科で言ったら社会が一番得意だし、好きだしね』
『そっか…社会かおもんないよ?』
fk『あんたの教科だろっ笑笑』
『そうだけど笑』
『でも俺は美術がいいと思うよ?』
fk『美術?やっぱそーだよね』
『うん』
fk『じゃ先生の下で働こーかな笑』
『うっわ、教え子と働くとかやってみてぇ…』
fk『あははっ笑』
fk『あー卒業したくなーい…』
『何で?』
fk『せんせーと離れちゃうじゃん』
『ふっ笑…どうせ俺ここいないから笑』
fk『え?!移動なの!?』
『ん?んーん……やめるよ』
fk『……は?…何いってんの?』
『ふふっ…笑、ほんとだよ』
fk『いつもの…冗談?』
『本当だって』
fk『ほんとに…?』
『ほんと』
fk『本気なの…?』
『本気だよ。もう夏休みには校長に相談しに行ってたし…もう退職届も出した』
fk『………マジ…』
『もぅ、これは教師始めるときから決めてから。どこかで、生徒を卒業させてやりたいなって思ってたら今年3年の担任持たせてもらったからさ』
『じゃあ丁度いいなって…』
『あ、マジで誰にも言うなよ?先生たちしか知らないんだから』
fk『言わねーよ笑』
『……ヤベ泣そー笑笑』
『何で笑笑、お前卒業するから関係ないだろ笑』
fk『だって制服見せにいけないじゃーん…笑、たまには遊びに来ようって思ってたのに』
『あー制服姿みてぇかも笑笑』
fk『あはは…笑』
あー…聞きたくなかった。先生辞めるの?俺、先生居るから先生なりたかったんだよ。意味…ないよ。でも俺しか知らない先生の秘密、守るよ。
『引っ越してもいいかなーって、いい機会だし』
fk『どこ住んでんの?笑笑』
『え?◯◯の近く……』
fk『は?ガチの場所?』
『うんガチ…笑笑』
fk『教えるなよ!笑』
『お前だから言ったの!誰にも言うなよ!笑』
『言わんわ!笑』
卒業まであと3ヶ月…
合格発表
先生に笑顔でしたい
あと3ヶ月か…
コメント
1件
学パロは最高です😍遅くにごめんなさい🙏