小説
🇬🇧「アメリカ、これは………こうして、こうやると…」
🇺🇸(子供)「うわぁ!すごいよ!父さん!」
🇬🇧「でしょう。あと、この後勉強があるので、早めに準備してください。」
🇺🇸「うん!」
これは……🇺🇸と🇬🇧の『親子喧嘩』の物語。
ある日。僕は…思った。自由になって、世界を見てみたいと。だけど、それを父さんに言ったら……
「何故そんな危険な事をするのですか?!」とか、「アメリカ、世界の事は……あなたが思っている以上に危険なんですよ。だから……このまま、暮らしていけば大丈夫ですよ。」とか、僕を止めようとしている。
他の弟たちもそう思っていたらしいけど、僕と同じような事を言われたらしい。でも……
僕は、諦めない。絶対に……自由になってみせる!
そして……今日、何故父さんがそこまで止めようとする理由がわかった。僕を……僕たち兄弟を……支配していたんだ。逃れてしまえば、自分(🇬🇧)が困るから、自由なんか与えられていないんだ。自分の都合のいいようにしていたなんて……信じられなかった。
僕は……🇫🇷さんと一緒に、父さんに反撃をした。もう……支配なんかされてたまるか!
そして…あたりが地獄とかした時……僕は……「あいつ」と会った
🇬🇧「何故……こんな事を?」
🇺🇸「だって……父さん……僕を支配しようとしてたから……自由を見せてくれなかったから!」
🇬🇧「……何故、わかったのです?」
🇺🇸「それは……🇫🇷さんに聞いたから。」
🇬🇧「はあ……全くあのお方ったら。変な事を吹き込んで……でも、あなたは自分でわかっていたのでしょう?」
🇺🇸「え?」
🇬🇧「あなたの親だからわかるのですよ。でも……『今』は、違います。」
🇺🇸「それは……どういう意味だ?」
🇬🇧「確かに……あなたを見つけた時は、自分の都合のいい物として使おうとしてました。」
🇬🇧「ですが……あなたや息子たちと過ごして、わかったのですよ……『親』の気持ちが。」
🇬🇧「でも……あなたは、充分成長しました。」
🇬🇧が両手をあげ……「降参します。」
僕は……「父さん」が伝えたかった事の意味をこの時は知らなかった。
独立してから数日後……
🇬🇧「アメリカ。これはあなたに『親』としての最後の言葉です。」
『世界は……あなたが思う以上に残酷で悲惨なものだ。だから……その世界を、あなた自身の手で変えて欲しい。』
🇬🇧「では……また逢う日まで……」
… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽
コメント
5件
国が擬人化した系の独立戦争は大体悲しい...
これ…喧嘩=戦争ってこと?大人になる=国になる的な…?
これは……🇺🇸が独立しようとした時……🇬🇧と「喧嘩」をした物語です