attention
ご本人様とは無関係です。
nmmnに分類されるものです。
苦手な方や地雷さんはお逃げくださいね。
通報しないでください。
黒桃のほのぼのです。
でもキスはします。
稚拙な文章なので温かい目で見てください。
大丈夫な方は是非楽しんでくださいね。
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カチャカチャとグラスや食器が触れ合う音がする。それとともに勢いよく流れる水の音。耳を澄ますと愛する人の歌も聞こえる。
「〜〜〜♪」
作業途中のパソコンを閉じ、足音を立てずに愛する人の背中に抱きつく。
「ないこ?」
驚いたのかうわずった声で声で呼ばれる。返事をする気にもなれず、抱きしめる力を強くして応える。
「ww…甘えたさんやな」
笑いを含んだ声でこちらを振り向く。いつのまにか作業の手は止まっており、水の音も止んでいた。
「ちょっと待っとってな」
少し濡れている手で頭を撫でられる。髪の流れに沿うようにゆっくりとそれでいて骨張っている男らしい手で。
そんな行動からでも愛しいが溢れ出す。
2人だけの空間。こんな時くらい甘えようと思うと同時に口が動いた。
「悠佑…愛してるよ…」
「あにき」じゃなくて「悠佑」。
「好き」じゃなくて「愛してる」。
一寸の違いでしかない。それでも伝わったのだろう。
言葉の代わりに行動で
「ちゅ」
っと、軽快な音を立て唇から離れる。
でも深いキスじゃない。触れるか触れないかの軽いキス。物足りないけどそれ以上はしてくれない。
少し目線を上げると優しそうな目に対し、意地悪く口角が上がっていた。
「そんな物足りなそうな目してどうしたん?」
白々しい。わかってるくせに、と言いたかったがきっと
「わからんな」
なんて言って知らないふりを貫くのだろう。
なんでこんなに彼は狡いんだろう。
そして”物足りない”を伝えずに隠す俺も狡いのだろう。
でも今日くらいやってあげる。
「ちゅっ」
「甘えたい」なんて言ってあげない。代わりに行動で示してあげる。だから、ちゃんと気づいて甘やかしてね、悠佑。
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眠さのピーク限界突破。
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