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9月に入り、後期の授業が始まった
メディア学部の生徒の多くが受ける授業では、早速グループワークの課題が出された
今日の朝は、翔太くんの寝起きが悪くて1限の教室に着いたのはギリギリの時間だったから、いつもの学部の友達とは少し離れた席に座っていた
授業終わり、誰と組もうかと立ち上がったところで後ろから声をかけられた
k.なぁ、良かったら一緒にやらへん?
m.へ?あぁ、いいよ
k.オレ、向井康二。よろしくな
m.目黒蓮です。よろしく
特徴的な声に、聞き馴染みのない関西弁
人懐っこい笑顔が印象に残った
向井くんも、今朝はたまたま、いつもの友達と合流できなかったらしい
そんな会話を交わしたタイミングでお互いの友達が声をかけに来てくれて、人数もちょうどよくグループのメンバーは揃った
次の授業までに各々やってくることを決めて解散する
k.目黒くん次の授業なんなん?
m.ん?○○教授のだよ、このまま6階行く
k.え!オレもや!一緒に行こや!
m.いいよ
向井くんは明るくてお喋りで、楽しい奴だった
関西の人がみんなそうではないんだろうけど、イメージ通りにグイグイと距離を詰めてくる
k.目黒くんはずっと東京の人なん?
m.そうだよ。向井くんは大学から?
k.おん!実家は奈良やねん
m.地元を飛び出してくるなんてすごいね
k.目黒くん、今も実家なん?
m.いや、一人暮らししてるよ
k.それやったら、そんな変わらへんわ
m.とはいえだよ
k.そんなん言うんやったら、仲良くしてぇや!
m.それは全然。むしろこちらこそだし
k.ほな、これからもよろしくな!めめ!
m.めめ?
k.目黒くんやからめめ!オレのことも康二でええで!
m.康二ね。分かった
学部が同じだからか、その後もキャンパスでたまたま会うことも多くて、康二とはよく話すようになった
パーソナルスペースが狭いのか、スキンシップが激しくて少しその勢いに驚くこともあったが、観察してみればどの友達にもそうなようで
康二が元々仲良くしていた友達も、特に気にせず流していたし、俺の友達も徐々に慣れていって受け入れつつあった
俺もそのうち、それが康二の特性かと割り切るようになっていった
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💙嫉妬しちゃダメよ?ww
