3️⃣🍎
【注意事項】
※ハマり始めたばかりで解像度低い可能性が高いです
文章能力がないです!(それでも書くんだ、自給自足)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
3️⃣🍎お楽しみいただけますと幸いです🙇♀️
※3️⃣🍎付き合っています
関東は東京と千葉を中心に台風らしい。
朝の8時に出発し、車に乗ってからわずか3分後あたりには強烈な雨が降り出す。
「あぶねー!早めに出てよかったね」
「んだな。ナイス判断 」
俺はコーヒーを飲んで目を覚まし、ケイタは眠い目を擦りながら、なんとか起きている。
「ケイタ無理しなくて良いよ。寝てて良いからね。」
「起きねばまいねびょん…わ、助手席…だから」
可愛い。
真面目に助手席の役割を果たそうとしている。眠気と戦うその横顔が愛おしい。
えらいね、可愛いね。
これを口走ってしまったら照れ隠しでしばらく話さなくなってしまうから口が滑っても言えない。
「ありがとうね。」
「んだ。」
本当、可愛いんだから。
そんな中、俺たちは栃木に向かっていた。
高速道路に乗り、雨が強まったり弱まったり。
俺もケイタも久しぶりに羽を伸ばすために楽しみにしていた旅行。
まさかドンピシャで来るとは思ってもみなかったんだ。
警報でこの旅行が中止にならないことだけを祈る。
しばらく走ると、車が少し混雑してきた。
ケイタもだんだん目が覚めてきたのか、ドライブに合う曲を選んでくれたり、ラジオごっこをしてくれるようになった。
「ケイタごめん、念のためチェックイン遅れるかもしれないから電話お願いしてもいい?」
「わかった、携帯借りるね」
「ありがとう」
「あ、もしもし。今日予約した栗原なんですけどチェックイン遅れそうで…」
ん??
「あ、ありがとうございます。よろしくお願いします。」
「大丈夫だって」
「ちょっとケイタさん???」
「ん?」
「名字…」
「ユーダイの名字で予約したんだべ?」
あ!気づいてない!!
さらっと言ってたけど一瞬、 俺と同じ名字になったの気づいてないですよ!!
自然すぎて
違和感ゼロで
当然のように!!
「栗原なんですけど」って……
もう完全に“夫婦のそれ”じゃん!!!
「え、わぁなんかおかしなこと言ってた?」
「いや…むしろケイタ、俺幸せだわ」
「なんで?」
「なんでも」
ケイタは首を傾げている。
気づいていないなぁ。
「ケイタ好きだよ」
「何急に…わぁも…好きだけど」
照れてしまったケイタはこっちを見てくれない。
「なんなんず」
そう言いながら、窓の外を見ている。
あぁ、しばらくはこのままかな。
ホテル着いたらたくさん謝ろう。
【後書き】
いつもご覧いただきありがとうございます!
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